Yellowmanさんの映画レビュー・感想・評価

Yellowman

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ペーパー・タイガース(2020年製作の映画)

3.8

“カンフーじゃなくてクンフーなんだよ”

Rotten Tomatoes が選んだ2021年の
アクション映画No.1

それは,米国産カンフー作品。
出演俳優陣は、日本では、あまり知られていない顔触
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.3

孤島という密室空間が手繰り寄せる人間達のそっと内包している心の中の闇、あるいは戦慄。そして狂気が静かに爆発する様を滑稽に描いた傑作。

アイルランドの鬼才、マーティン・マクドナーによる脚本、監督で描か
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ディヴォーション:マイ・ベスト・ウィングマン(2022年製作の映画)

3.8

実話を元に製作された本作。
時は1950年代。第二次世界大戦が終わったばかりの頃。アメリカ初の黒人パイロットのジェシー・ブラウン(ジョナサン・メイジャーズ)と同じくパイロットのトム・ハドナー(グレン・
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.8

ホラーではなく、キャッチーでファニーな106分。

この手のアート系?作品は、なるべく情報を入れずに観るようにしてるのだが、本作は、思わず笑みがこぼれる、なんてファニーな作品なんだと膝を打った。一見す
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.0

“きみがいないことは きみがいることだなぁ”
桜super love /サニーデイ・サービス

誰もが経験した事はあるだろう。自分にとっての大切な人との”別離”
それは、本作のような死別に限らず
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

4.0

昨年末、配信されたディズニー+の「アムステルダム」とNetflixの「ホワイト・ノイズ」に肩透かしを食らい、本作こそはと、期待して観たが良かった!映画の中の真冬感とクリスチャン・ベールの抑揚の効いた演>>続きを読む

モンタナ・ストーリー(2021年製作の映画)

3.8

疎遠になっていた姉と弟が父が昏睡状態であると聞き、実家に帰郷。7年ぶりに再会した姉と弟だが、今まで連絡を途絶えていた姉は、弟に対して素っ気ない。弟は、実家の借金返済の為に、売れる物を処分していた。
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ナニー(2022年製作の映画)

3.4

セネガルからまだ幼い一人息子を置いて、ニューヨークに出稼ぎに来たシングルマザーの黒人女性のナニー。
セレブな白人家庭の娘の子守として、働くが残業や泊まりも多く、日々の糧にしていた息子との電話もままなら
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.5

正直、全く期待していなかった。
彼方此方で聞く賛否両論。だが、蓋を開けてみたら紛れもない大傑作。

陰鬱な雰囲気がどハマりのロバート・パティソン演じるブルース・ウェイン/バットマンも、黒が締まりすぎて
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バルド、偽りの記録と一握りの真実(2022年製作の映画)

4.2

?が多い理由は

「レヴェナント」、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」などで、知られるメキシコ出身の監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが、自伝的要素?も盛り込みながら、ある
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.0

これこそ、スリラーオブスリラー。
ギミックなしの非ホラー作品。
演者の心理戦に、グイグイ惹き込まれる 
途中は、一体ママは、何がしたいのーからの
後半の娘が見つけたモノに驚愕。
良く出来たスリラー作品
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最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

3.8

刹那[きわめて短い時間、瞬間]

本作はジェニファー・ニーヴンが2015年に発表した小説『僕の心がずっと求めていた最高に素晴らしいこと』を原作としている。 

この映画に出て来る登場人物ぐらいの年代の
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自由への道(2022年製作の映画)

4.0

Based on a true story

南北戦争の真っ只中に、リンカーンの奴隷解放宣言の噂を聞いたウィル・スミス演じるピーターら数名の奴隷黒人が逃亡し、自由の権利を勝ち取ろうとするが

このテ
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

-

ワンシーンワンカットで、週末のレストランの稼ぎ時を厨房からフロアまでを包み隠さず魅せる。

この作品、今年の春先に予告編観た時は面白そうと思っていたが、今年の化け物ドラマ「THE BEAR」こと「一流
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サウスポー(2015年製作の映画)

3.5

紛れもないボクシング映画。スポ根バリバリ。一応ロッキー、クリードは、通って来てるが、本作の主役は、ジェイク・ギレンホール。この俳優、個人的には、ちと苦手。いつも、何かと感情的になり、熱苦しい程の怒声を>>続きを読む

マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.8

原題は”My Salinger year”
アメリカ在住のフリージャーナリストで詩人の肩書きを持つジョアンナ・ラコフの書いた「サリンジャーと過ごした日々」を原作として作られた本作。以前、レビューした
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.0

何が凄いって、主人公の少年とその姉の成長を待ちながら撮影してたって事。メイソン役の少年が6歳から18歳になるまでの12年間の間にタイミングが来たら撮るという手法。
これ、商業映画じゃ考えられないよね。
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.0

今の邦画界は岸井ゆきのと伊藤沙莉と若葉竜也で回っている。

「川っぺりムコリッタ」のムロツヨシが良かったので鑑賞。まー、こっちは真逆で終始胸糞悪い話だなと。
ムロツヨシは、真面目に芝居してる感ありつつ
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スランバーランド(2022年製作の映画)

3.8

夢の世界で巻き起こるまさにドリーム・アドベンチャー。ニモ役のマーロン・バークレーがひたすら可愛い。フリップ役のジェイソン・モモアは、いつも通りで。
それにしても、この世界観全部CGなんだよな。誰かが言
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.0

久々に邦画。「かもめ食堂」の萩上直子監督で、松山ケンイチ、満島ひかり、ムロツヨシのキャスティングで、即決。結果、終始オフビート感でほっこりした映画だった。
出所あがりで仕事とアパートをあてがってもらい
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ウエスト・エンド殺人事件(2022年製作の映画)

3.2

副題はウエスト・エンド殺人事件

サム・ロックウェル、シアーシャ・ローナン
主演のミステリーコメディ。
今年の9月に全米で劇場公開されたが、日本では、11月23日にディズニープラスで配信の本作。

1
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ザッハトルテ(2022年製作の映画)

3.8

Amazon Original ドイツ産王道ラブコメ!

観ながら気づくと、すっかり巷のクリスマスモードに持って行かれた感。これは、ド直球のラブコメ映画。と言っても、古くは「恋人たちの予感」最近だと「
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バッドマン 史上最低のスーパーヒーロー(2021年製作の映画)

3.5

「キャッツアイ」「ヒャッハー」シリーズで、お馴染みのフランスの変人フィリップ・ラショーのヒーローモノ。その名も”バッドマン”おそらく、フィリップ本人がやりたい事を詰め込んだ作品。DCかと思いきやマーベ>>続きを読む

その道の向こうに(2022年製作の映画)

4.2

Jennifer Lawrence is Back!

Apple Original Film×A24×ジェニファー・ローレンスが紡ぎ出したのは、PTSDを抱えたアフガンからの帰還兵の静寂を取り戻し、
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ブラック・フォン(2022年製作の映画)

3.7

プラムハウス製作、スコット・デリクソン監督の1970年代のコロラド州デンバーを舞台に、少年、少女が何者かに、誘拐され、監禁されているという事件が多発。
ある日、フィニー少年が、犯人とされるグラバーと呼
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.3

「きかんしゃトーマス」が観たくなるね。

いやー、これは面白い。見事にツボる。
伊坂幸太郎氏の原作は、未読だけど、完全にデヴィッド・リーチがしてがした感一杯で寧ろ、原作読むのが怖くなる(笑)しかし、全
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ジェントルメン(2019年製作の映画)

3.5

豪華スターの麻薬をめぐる駆け引きを、ガイ・リッチー演出で魅せるクライムアクション。

舞台は、ロンドンの暗黒街。長年にわたり、大麻を大量に栽培し売りさばくことで財を成したアメリカ人ミッキー(マシュー・
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不都合な理想の夫婦(2020年製作の映画)

3.8

本当に怖いものは・・・って話。

1986年。ニューヨークから、実家のあるロンドンに移住する事にしたジュード・ロウ演じるロリー一家。妻と息子と娘がいる。
郊外の豪邸に住み、息子を名門校に入れるなどあま
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レイモンド&レイ(2022年製作の映画)

3.5

イーサン・ホークとユアン・マクレガーが共演する映画なんて、そりゃ、絶対観るでしょってなる。世代によって青春時代の憧れた映画スターは、色々いると思うが、自分の年代だとトム・クルーズ、ジョニー・デップは、>>続きを読む

アルゼンチン1985 ~歴史を変えた裁判~(2022年製作の映画)

4.0

1985年のアルゼンチンで、実際に行われた軍事独裁政権に対する裁判を基にした作品。
1970年代から80年代にかけてアルゼンチンの軍事政権が反体制派とされる約1万5000人から3万人を誘拐、尋問、殺害
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ザ・ストレンジャー:見知らぬ男(2022年製作の映画)

4.0

Netflix Film 最新作。これは、傑作。発注先が良かったのか、Netflix内のやれば出来るじゃんチームが重い腰を上げたのか、どれも定かではないが、これは、劇場公開して欲しいレベル。
ストーリ
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画家と泥棒(2020年製作の映画)

4.0

この作品は、今年観た海外ドキュメンタリーの中では、断トツに面白かった。
事の発端は、ノルウェーのリアリズム女性画家バルボラ・キシルコアの個展中に2枚の絵が盗まれたという事から始まる。防犯カメラの映像に
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

4.0

like a industrial meets Iggy pop girl

暴力とカオスをエンタメに昇華した映画は、沢山あるが、ここ近年では、ベストに値する作品だと思う。主人公の平熱な狂気で、人を
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林檎とポラロイド(2020年製作の映画)

3.2

記憶喪失になる病が流行中の近未来の設定の世界で、主人公の男は、バスの終点で、寝てる所を起こされ、運転手に尋ねられるが、自分がどこから来たのか、どこへ向かおうとしていたのか、答えられず、そのまま病院へ。>>続きを読む

ミスター・ノーバディ(2009年製作の映画)

4.0

不思議な映画だった。誰にでもある、もし、あの時そうしていたらどうなってただろうか。

2092年、科学の進歩で人間は永遠の命を持つようになっている。そんな中、ジャレッド・レト演じる118歳の主人公ニモ
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