Yellowmanさんの映画レビュー・感想・評価

Yellowman

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喪う(2023年製作の映画)

4.3

久しぶりに、Netfrixから。
原題は”His Three Daughters “
父が危篤になり、久し振りに集まった3姉妹を
キャリー・クーン、エリザベス・オルセン、
ナターシャ・リオンが演じてい
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アーティスト(2011年製作の映画)

4.0

久々に観た。人間は愛らしく滑稽だ。
そしていつも誰かに見守られている。
そんな普遍的なテーマを台詞のない洒落た映画はとても丁寧に表現していた。 
静かに感情が揺さぶられる時間だった。
そして、最高のラ
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.2

珠玉の一作だった。ここまで愛される作品というのが良く分かる。

元々、日本贔屓で知られるヴェンダースが、“東京の下町のどこか”で生活している役所広司演じるトイレ掃除を生業にしている初老の平山の日常を淡
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チャレンジャーズ(2023年製作の映画)

3.0

ルカ・グァダニーノ御大、期待していたのに。
ざっくりだが、本作は“チャレンジャーズ”というテニスの大会でジョシュ・オコナーとマイク・ファィスト(かつての幼馴染み)が決勝でぶつかるという1試合をベースに
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ボブ・マーリー:ONE LOVE(2024年製作の映画)

3.8

久々の音楽伝記映画。特にボブ・マーリーには思い入れがあって。最近こそ、自分から率先して聴いていないが、街中を歩いていたり、ショップに入ったりすれば、彼の曲は自然と耳にする。彼の残した楽曲、メッセージ、>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.3

何かが違う。独特のつなぎは相変わらずなんだが。
なんか新鮮だ。色使いも今までより、ポップに感じてしまうし、音楽の使い方もこれまでのカウリスマキ監督とは、一味違ったアプローチに感じる。冒頭から労働者の中
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ロックンロール・ハイスクール(1979年製作の映画)

3.8

哀悼ロジャー・コーマンなんて言うほど、大した思い入れは、ないんだけど、この映画も彼が製作していたんだと知り、とっくの昔に観ている気もするが、2022年に発表されたリマスター版で鑑賞。
まー、ストーリー
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フィンガーネイルズ(2023年製作の映画)

4.0

Apple TV+配信映画。昨年鑑賞。
自分が好きなキャストばかり出てるだけで、上がる一作。
監督は「林檎とポラロイド」のクリストス・ニク。
またもや、この監督が好きな今より、ちょっと進んだ近未来設定
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悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.5

濱口竜介監督自身、現時点での最高のキャリア作となった
「ドライブ・マイ・カー」を経ての本作は、石橋英子からのライブ用映像の制作依頼から始まったとの事だが、本来の彼のアートフォームに立ち返り作られた、実
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異人たち(2023年製作の映画)

4.0

アンドリュー・ヘイ監督が紡ぎ出したアンドリュー・スコット、ポール・メスカル、ジェイミー・ベル、クレア・フォイのたったの4人で展開する美しいストーリー。

105分の世界でアイデンティティとは、家族とは
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パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.3

大人の純愛映画の傑作 
純愛って言葉も、古臭い感じがするけれども、私には恋愛映画ってカテゴライズするのも、この作品には安っぽい気がしたので、純愛という表現を。
まー、観たらわかるからとでも言っておこう
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

4.5

ぶっ飛んでいる。クリストファー・ノーラン御大。
世界中で溢れているなんとなくカッコいいだろう風なインディーズ映画や実験映画を全てなぎ倒して、本作こそが、現在の映画の最高峰の到達点であり、構図、プロダク
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デュアル(2022年製作の映画)

3.5

アーロン・ポール目当てに。
しかし、カレン・ギラン、アーロン・ポールでの低予算感。カナダの田舎辺りで、撮ったんじゃないかという屋外、屋内、全て殺風景。狙いだとしても、何かしらで画数稼がないと、本当に低
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T2 トレインスポッティング(2017年製作の映画)

4.0

「クリエイションストーリーズ」でスパッドを観て、思い出したかのようにまだ観てない本作を観た。
勿論、6年前に公開されたのは、知っていたが、前作が好きだった事もあり、20年ぶりの続編って正直、ユアン・マ
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クリエイション・ストーリーズ 世界の音楽シーンを塗り替えた男(2021年製作の映画)

3.8

OASIS、Primal Screamが在籍していた、
90年代UKロックシーンの最重要インディーレーベルのクリエイション・レコーズの創設者アラン・マッギーの半世を描いた作品。
製作総指揮は、ダニー・
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ペーパー・タイガース(2020年製作の映画)

3.8

“カンフーじゃなくてクンフーなんだよ”

Rotten Tomatoes が選んだ2021年の
アクション映画No.1

それは,米国産カンフー作品。
出演俳優陣は、日本では、あまり知られていない顔触
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

4.3

孤島という密室空間が手繰り寄せる人間達のそっと内包している心の中の闇、あるいは戦慄。そして狂気が静かに爆発する様を滑稽に描いた傑作。

アイルランドの鬼才、マーティン・マクドナーによる脚本、監督で描か
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ディヴォーション:マイ・ベスト・ウィングマン(2022年製作の映画)

3.8

実話を元に製作された本作。
時は1950年代。第二次世界大戦が終わったばかりの頃。アメリカ初の黒人パイロットのジェシー・ブラウン(ジョナサン・メイジャーズ)と同じくパイロットのトム・ハドナー(グレン・
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.8

ホラーではなく、キャッチーでファニーな106分。

この手のアート系?作品は、なるべく情報を入れずに観るようにしてるのだが、本作は、思わず笑みがこぼれる、なんてファニーな作品なんだと膝を打った。一見す
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マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.0

“きみがいないことは きみがいることだなぁ”
桜super love /サニーデイ・サービス

誰もが経験した事はあるだろう。自分にとっての大切な人との”別離”
それは、本作のような死別に限らず
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

4.0

昨年末、配信されたディズニー+の「アムステルダム」とNetflixの「ホワイト・ノイズ」に肩透かしを食らい、本作こそはと、期待して観たが良かった!映画の中の真冬感とクリスチャン・ベイルの抑揚の効いた演>>続きを読む

モンタナ・ストーリー(2021年製作の映画)

3.8

疎遠になっていた姉と弟が父が昏睡状態であると聞き、実家に帰郷。7年ぶりに再会した姉と弟だが、今まで連絡を途絶えていた姉は、弟に対して素っ気ない。弟は、実家の借金返済の為に、売れる物を処分していた。
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ナニー(2022年製作の映画)

3.4

セネガルからまだ幼い一人息子を置いて、ニューヨークに出稼ぎに来たシングルマザーの黒人女性のナニー。
セレブな白人家庭の娘の子守として、働くが残業や泊まりも多く、日々の糧にしていた息子との電話もままなら
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.5

正直、全く期待していなかった。
彼方此方で聞く賛否両論。だが、蓋を開けてみたら紛れもない大傑作。

陰鬱な雰囲気がどハマりのロバート・パティソン演じるブルース・ウェイン/バットマンも、黒が締まりすぎて
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バルド、偽りの記録と一握りの真実(2022年製作の映画)

4.2

?が多い理由は

「レヴェナント」、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」などで、知られるメキシコ出身の監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが、自伝的要素?も盛り込みながら、ある
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

4.0

これこそ、スリラーオブスリラー。
ギミックなしの非ホラー作品。
演者の心理戦に、グイグイ惹き込まれる 
途中は、一体ママは、何がしたいのーからの
後半の娘が見つけたモノに驚愕。
良く出来たスリラー作品
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最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

3.8

刹那[きわめて短い時間、瞬間]

本作はジェニファー・ニーヴンが2015年に発表した小説『僕の心がずっと求めていた最高に素晴らしいこと』を原作としている。 

この映画に出て来る登場人物ぐらいの年代の
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自由への道(2022年製作の映画)

4.0

Based on a true story

南北戦争の真っ只中に、リンカーンの奴隷解放宣言の噂を聞いたウィル・スミス演じるピーターら数名の奴隷黒人が逃亡し、自由の権利を勝ち取ろうとするが

このテ
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

-

ワンシーンワンカットで、週末のレストランの稼ぎ時を厨房からフロアまでを包み隠さず魅せる。

この作品、今年の春先に予告編観た時は面白そうと思っていたが、今年の化け物ドラマ「THE BEAR」こと「一流
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サウスポー(2015年製作の映画)

3.5

紛れもないボクシング映画。スポ根バリバリ。一応ロッキー、クリードは、通って来てるが、本作の主役は、ジェイク・ギレンホール。この俳優、個人的には、ちと苦手。いつも、何かと感情的になり、熱苦しい程の怒声を>>続きを読む

マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.8

原題は”My Salinger year”
アメリカ在住のフリージャーナリストで詩人の肩書きを持つジョアンナ・ラコフの書いた「サリンジャーと過ごした日々」を原作として作られた本作。以前、レビューした
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.0

何が凄いって、主人公の少年とその姉の成長を待ちながら撮影してたって事。メイソン役の少年が6歳から18歳になるまでの12年間の間にタイミングが来たら撮るという手法。
これ、商業映画じゃ考えられないよね。
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.0

「川っぺりムコリッタ」のムロツヨシが良かったので鑑賞。まー、こっちは真逆で終始胸糞悪い話だなと。
ムロツヨシは、真面目に芝居してる感ありつつで(笑)岸井ゆきののYouTuber 成り切り具合は、笑って
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スランバーランド(2022年製作の映画)

3.8

夢の世界で巻き起こるまさにドリーム・アドベンチャー。ニモ役のマーロン・バークレーがひたすら可愛い。フリップ役のジェイソン・モモアは、いつも通りで。
それにしても、この世界観全部CGなんだよな。誰かが言
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川っぺりムコリッタ(2021年製作の映画)

4.0

久々に邦画。「かもめ食堂」の萩上直子監督で、松山ケンイチ、満島ひかり、ムロツヨシのキャスティングで、即決。結果、終始オフビート感でほっこりした映画だった。
出所あがりで仕事とアパートをあてがってもらい
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