IMAX吹替版で鑑賞。
公開直後から評判悪くて配信まで待とうかとも思ったけど漏れ聞こえてくるSF設定、宇宙怪獣、強化宇宙服、同性愛、相対性理論、ウラシマ効果等々を聞いて、こりゃジョー・ホールドマンの「終わりなき戦い」みたいなストーリーなのか？と期待して観に行ったのですが…
前半はお子様置き去りのハードSF展開になってて楽しめたけど後半は脚本の粗さが気になってモヤっとしたまま終わってしまった。
特にお馴染みのヴィラン ザーグの設定がトイストーリー2に引っ張られ過ぎてザーグ本人も何故こうなったか言葉に詰まってあからさまに説明を濁すのは全くいただけない。
ここまで半端な事するならいっそザーグの正体は（存在しない）次回作で明かされる事を匂わすメタ展開にすれば良かったと思う。
バズに付き従うネコ型ロボット ソックスがあからさまにR2-D2だったのが良かった。親しみやすい分イマイチ信用出来ないところもあるけど。実際裏切ってたし（笑）
あ、CGの映像表現は見事の一言。
鈴木亮平の吹替えも違和感無しだけどクリス・エヴァンスの声も聞きたかったな。
あと、ピクサー恒例のスタッフロールに製作期間中に産まれた赤ちゃんの名前が掲載されるのが今回はFuture Space Rangersと紹介されてて微笑ましい(^^)
