9.11容疑者として捕まえられた青年。
起訴すらないまま、ある日突然捉えられ、何年も牢屋に入れられる。
あげくには、想像を絶する拷問まで。。。
法廷ものではないし、法廷でのシーンはほぼないけれど、法に則り、正義を明かそうとする人達がいることが僅かな救いでした。
たった数10秒の拷問のシーンで彼の地獄のような日々を目の当たりにしただけでも悔しさが止まらない。でも見方を変えると、あんな過酷な仕打ちを受けても、自分を見失わずに戦い抜いてくれたからこそ、この世界の真実の断片が見えるようになったし、それだけでこの映画の意味は大きいものだと強く感じました。
