モーリタニアン 黒塗りの記録の50Kenzoのレビュー・感想・評価

テロリストの疑いをかけられ、グアンタナモ収容所に14年間拘留されていた男性と、彼の解放を勝ち取るため奮闘する弁護士のお話。

男性が受けた、ほぼ拷問に近い苛烈な取り調べの実態が徐々に判明し、彼に対する心情が変わっていく様を、ジョディ・フォスターが抑えた演技で見事に表現してました。

結論ありきで敷かれたレールからはみ出す者は力づくで従わせる、アメリカの非道さがえげつなかったです。やってますアピールが最優先で、道理は二の次なのはどこにでもある話なんやね(-_-;