マグロ

Love Is Gay, Love Is Sad(英題)のマグロのレビュー・感想・評価

Love Is Gay, Love Is Sad(英題)(1969年製作の映画)
3.3
ヒモを養う似たもの兄妹

陰キャの仕立て屋レオンは妹のマリーと小さなアパートで慎ましく暮らしていた。
ある日彼はマリーの仕事が占い師ではなく、娼婦であることを知る。エラそうな彼氏はマリーのヒモだし、ぼく全然聞いてないんですけどぉ!!!
しかし、同日マリーが行く当てのない田舎娘のアリエットを拾って来ると、いいじゃんこの子!!超かわいいんですけどぉ!!!!!な話。

ヌーヴェルヴァーグを代表する作家ポレによるラブコメディ。
ストーリーは特筆することもないが、舞台となるアパートの内装が超かわいいのと、アリエット役のシャンタル・ゴヤが超かわいいのでずっと観てられる〜。
男性・女性よりも4年後の作品だけど、こちらの方が幼く見える。
が、この顔にクソケバい娼婦メイクは似合わねえって!!

楽しむだけ楽しんでぶっ倒れるすけこましおじさんのところが特にお気に入りです。

そして事あるごとに本を朗読するレオン。
何故陰キャは本を朗読してしまうのか。何故それをかっこいいと思ってしまうのか。
実はめちゃくちゃダサいって義務教育で教えて欲しかったですよ先生😭

こういう終わり方は大好き。
マグロ

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