RyanMihawk

劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライトのRyanMihawkのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

テレビシリーズでは序盤で挫折した俄オタクなのですがあまりにも話題になっていたのが無視できずTVアニメ未完走のまま鑑賞した結果、デコトラのことしか考えられないオタクになってしまいました…そんな馬鹿な…清水寺にデコトラ乗せまくる発想はヤバい 何食ったらこんな支離滅裂なアニメ作れるんだ…嫉妬…!女と女が賭場で込み入った話してるのにデコトラ突入して来る女どう考えても意味不明すぎる やっていることは誘おう君が望む世界へ!の筈なのにデコトラ出て来るだけでこんなに激ヤバ映画になってしまう これはもう既にひとつの様式化した芸と言っても過言では無い 込み入った話の緊張感を打ち破る乗り物技 それはそれでヤバいのに清水寺にデコトラぶち込むの頭おかしい 京都がもうひとつの故郷な私からしたらあまりにも野蛮なアイデアで脳髄侵されました しかもデコトラとデコトラが正面衝突したらカット変わって一台のデコトラが清水の舞台から落下したと思ったら2人の女の子が落下してデコトラベットにダイブインしてました そういうプレイなんですね 分かります…
まひるオリンピックのホラーさもテレビシリーズでは見れなかったまひるちゃんの良いところを味わえてオタク歓喜です 現場ネコ最高 華恋ちゃんに早々に振られたまひるの方が結果としてかれひかより大人になるのが早かったんやな 分かります…君は本物の役者やで☺️
名言集だけ読みまくって原典当たらない星見純那ちゃん、対して純那ちゃんが積み本してたたった一冊の若きウェルテルの悩みを通読したバナナちゃんの方が強い問題(完全妄想だけどそんな感じだと思う) 結果としてバナナの方が強いのに純那ちゃんに惚れてるというたった一点の弱みにおいて敗北を喫していて…分かります😌戦メリ
天堂真矢と西條クロディーヌのレビュー正直いちばん期待してたけど見たいもん見れて満足 美しい女が悪魔の契約書を一閃したかと思ったらカメラ切り替わって美しい一枚の絵になってるやつ…ホットギミックじゃん…分かります💢💢💢先にやられてしまって悔し涙を流しました…しかも女女落下オチだし どんなに込み入った話やっていても人間ふたりを落下させることで話を終わらせ続けてきた日本アニメの最先端 女女落下
そして砂漠に突き刺さる東京タワー…大満足ですわ☺️よく分かりました
テレビシリーズでは一切なにも分からなかったところがちゃんと分かります…になってて凄い レビュースタァライト文法を確立させたということだと思った テレビの時はウテナの滑ってるコピーくらいにしか思わなかったけど映画でちゃんと個性確立できて良かったね やり続けるってやっぱ大事なんだと分かりました
女子校の女の子同士のいざこざだけに執心し続けていたテレビシリーズに対して、学校の外の世界、愛城華恋の過去、家庭、中学時代まで映していた本作 結果として人生全てで舞台を作るのだという気概がようやく伝わってきた(テレビシリーズはそこがゆるふわで頂けなかった) この前半パートはどう考えても尺使いすぎなんだけど観客の気を引き続ける工夫は凝らしてあった さっさと話を進めた方がいいに決まっているんだけど、スタァライト世界に浸っていたいオタクにとっては問題では無いだろうな、と思う すこしボーイッシュな格好をしていた愛城華恋がひかりちゃんと出会ってちょっと女の子っぽい服になるのとかけっこうグッと来た
アルチンボルド化する麒麟は意味不明だけどレビューパートが始まる転換としてのあのカットは突き抜けてかっこいい
例えばAKBのように実在するアイドルグループというのは人気メンバーの卒業で華やかなフィナーレと新陳代謝を同時に発生させることで観客を引っ張り続けないといけないけれど、二次元の身体を持つ彼女らにとって卒業というイベントにおいては時の経過から受けるパワーが制御可能という点もかなり面白い なにか理由をつけてループ時空に引っ張り込めば卒業イベントもしくはそれ以前の文化祭のような祭りを何回やってもOKという発想、天才かもしれん…
見ない聞かない調べないという台詞は結構すごくて愛城華恋の中でどんどん神格化している神楽ひかり しかしそれは全て演技であり、テレビシリーズを通して道化を演じ続けていた彼女こそが一番の役者だったのではないか?というエクスキューズは良かったけれど、ならば神殺しの物語としてもっと過激な終幕もできたのでは無いかとも思うけれど、この落とし所がスタァライトということなんやろか…もう一本映画やった方が良くない?!
EDで99期生の卒業後の様子を描きつつ最後に画面両端にあった二つの星が真ん中に集まってくる演出激ヤバすぎる こんなん泣くやろ…
RyanMihawk

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