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竜とそばかすの姫のmidukiのネタバレレビュー・内容・結末

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

2021.07.16.

はっきり言って、細田守作品の頂点ではないだろうか…。
サマーウォーズより拡張された仮想空間、時かけのような青春・恋愛要素ありの、嫌な女成分低め、ケモ要素抑えめ。つまりは嫌なとこが大幅に緩和されてて見やすくなってる。良いですよこれは…

細田守と男の趣味は合うけど、女の趣味が合わないという方にこそ見て欲しい…嫌なとこ抑えめで、素敵だと感じる女性が多かったよ…男性陣はいつも通りイケメンだった◎


◯CGキャラデザをジン・キムさんという、ディズニー作品のキャラデザも担当してきた方がなさってて、ベルのディズニープリンセスっぽさはそこから来てるんだなと、納得。かわいい。優雅。プリンセス。

◯Uのデザインは建築家が担当。

◯サマーウォーズ同様、仮想空間は主線が赤で描画されてる。

◯歌を歌うこと、曲を作ること、かつおのたたきを作ること、泳ぐことなど教えてくれたお母さんは、川の中洲に取り残されたよそのおうちの子供さんを救助して自分は亡くなってしまった。自分の子供より大切なのか?とショックをうけるすず。
お母さんが亡くなってからも、お父さん、幼なじみのしのぶくん、友人のひろちゃん、合唱団のお姉様方が声をかけ続けてきたが、自分の本心はひたかくしにして、(紙に書き殴っては捨ててた)歌うことすらままならなかったすず。

◯お姉様方、豪華なシンガーが声優担当しててびっくり。
その他キャラも旬の俳優をキャスティングしてるけど、そこに関しては…もっと専門職の方を採用してほしいなって…。
いくらちゃんもわるくなかったけど、早口になるほど、プロの方がスッと入ってきて良かっただろうなと…

◯細田守版の美女と野獣

◯最初はBellだったけど、Belle(フランス語で美しいもいう意味)になるのはどのタイミングだったか失念

◯バラの花びらを透かすと…

◯りゅうをおうえんするかい
クリオネ、竜

◯はっきりいって、え、誰?感は強いけど、お母さんが見ず知らずの少女を助けようとしたあの時の気持ちがわかるすず、という流れは◎泣いちゃう

◯開始40分待たされて〜の竜の登場。よく我慢したな。

◯細田守作品のくじらは何の象徴?神?
本作でもUの世界内に4頭ほどいたし、すずが歩いていた商店街のモチーフにもくじら🐳が…


◯入道雲は成長のモチーフとのこと
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