アニメーションと、音、歌声の素晴らしさから、劇場で観るのと部屋で観るのでは、全く作品の価値が変わってくると思う作品でした。
んんんんーー?って演出優先な流れの脚本で気になるとこもあるにはあるのですが、しっかりと掴まれる演出だから、泣いてしまいます。(個人的には最初の方から泣いてた
中村佳穂さん、見つかってしまったか、、みたいに思ってたけど、声優としても演技が素晴らしく、かつ歌声も、音も素晴らしく、、見つかったとかじゃなくて知らなかった魅力をたくさん教えてくださりありがとうございました、、という気持ちになりました。
いくらちゃんなど、声優業ではない方々の声もとてもよかったです!
美女と野獣のオマージュシーンは明らかだけど、お話自体が美女と野獣ってことではないかな、って思いました。
むしろ、美女にも野獣にもなれなかった人たちが、自分が持っていたものに引っ張ってもらって、救い出される物語。
集大成にも見えるいろんな過去作を彷彿とさせるとこや、ナウシカぽいキャラなど、いろいろ見どころたくさん!
すずの母が、ナウシカの声を担当していた島本須美さんなのも、絶対意味あるよなー。島本さん高知出身だそうですし。細田監督にとってのジブリ、宮崎駿という存在についていつか語るインタビューが読みたい、、
劇場で、をオススメします。