テンテンちゃん

竜とそばかすの姫のテンテンちゃんのレビュー・感想・評価

竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)
4.1
期待からの期待外れで荒ぶってるレビューが多いから警戒してたけどかなり良かった
もっと早くにしかも映画館で見ていればと後悔
楽曲も歌い手さんを含めてかなり良かった
主人公が母を憎んでいるという、複雑でネガティブな感情を持ちつつのスタートってのはあまり見かけたことが無いので、フックとしていい感じに引き付けられた
お友達との掛け合いも楽しい
後半ちょっと雑というか省略されている部分は補脳内補完が必要かも

1.鈴が一人で向かったのがあれって一瞬思うだろうけどそれをしたのも当然で、大人は家事も仕事もあるし、知らない子供がよくある虐待受けてて、それをネットで見たってだけだし殴られてはいないし通報はしたし鈴学校休みだし
2.鈴にケガを負わせた事の重大さに築いて自宅に逃げ込むおっさんは
その後ご近所の通報で駆け付けた警官にお縄になり(りっぱな傷害致傷でこれなら即動できる)、二人は保護されて、鈴は警察署でけがの手当てと事情聴取して、翌日に帰路に就く

多分これくらいはわかると端折ったのだと思われるけど、二十代くらいの視聴者には読み取れない人も多いだろうから
もう少し説明的な話の進め方でも良かったかと思う
復讐劇にはしたくなかったのだろうけどメインの層だしね

ということで監督の次回作も超期待で待機