何年か前にたまたまネットでプロレス大賞をとった葛西純VS伊東竜二の試合を見て雷に打たれたような衝撃を受け、これは見に行くしかないと早速後楽園に観戦に行き、それ以後デスマッチにハマっていった
ただ、フリーダムスにおける葛西純の宗教的な扱われ方に対して、実際の試合の良し悪しにはムラがある選手だとは思っていた
勿論体がボロボロなのはわかっていたし、年齢も年齢であそこまでできているだけでもすごいとは思うのだけれど
この映画を見て描かれていることの多くは、そうやって崇め奉られている葛西純ではなく、一家庭人葛西純の等身大の姿だった
特に生活についての心配事や体の状況やモチベーション
試合外でも抱えなくてはならない様々なことを抱えながらリングに上がっているんだよなあ、と改めて気づかされた
そりゃあ全てのタイミングで120%で挑めることなんてないのかもしれないよなぁって
ここ最近は試合から足が遠のいていたんだが、また行こうかなあと思った