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恋愛電話
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恋愛電話の作品紹介

恋愛電話のあらすじ

想いを伝えることが苦手な女子大学生、日向野結。 間違い電話で繋がった青年、乾一成にナンパ男から助けられたことで、彼のことが気になりだす。 彼への想いが強くなる中、謎の三人組が結の前に立ちはだかる。 壁ドンあり、失恋あり、世界滅亡あり…!? 誰も見たことのないハチャメチャラブストーリー。

恋愛電話の監督

北林佑基

松本佳樹

原題
製作年
2016年
製作国
日本
上映時間
38分
ジャンル
恋愛

『恋愛電話』に投稿された感想・評価

なんこれ…ヤバい、ヤバすぎる、女児向け恋愛漫画みたいなタイトルとジャケに油断すると頭ごと脳味噌抉られること必至!強烈にぶっ飛ぶ合法アッシドムービーだってばよ!ぺろぺろぺろぺろ

うっかり間違い電話をかけたら繋がった男イヌイに恋したユイ、ところが前に好きだった幼馴染にも告白されてユイの気持ちは乱される、私が本当に好きなのは…、悩めるユイの前に現れた謎の男たち3人組、イヌイからの電話に出ることを邪魔する男たちの正体とは?ユイの恋は、そして地球の存亡は……どうなってしまうのか!って話

いや〜、これは問答無用で素晴らしい映画で、コロコロ転がるように進む先読み不可な展開にはアタフタしたし、ゴロ寝しながら観ていたマシンボーイってば後半の滅亡迫るスペクタクルシーンとかワクワク興奮し過ぎて足をパタパタさせながら観ていたもんなぁ!

もうこれは何を言ってもネタバレになりそうやからな、あらすじに書いてあること以上の事を書くつもりは無いが、とりあえずラブコメ映画は壁ドンを観るためにある!との自論を証明するかの如く、ドン臭いヒロインが床ドンからの壁ドンへとドンを天ドンする展開には、監督のドンなもんだい!ってドヤ顔が浮かびマシンボーイってばドンだけ〜!なった言うんよォ、ひゃー!ドンがドンドン浮かぶ〜、ドンとうぉ〜り〜、ぺろぺろ

もう、ぶっ飛んでいながらも決して置いてきぼりはくわない等身大な恋を中心にしたストーリーの面白さも最高やし
学生映画やから演者は素人同然でみんなみんなド下手くそなんやが、それが雑味にはならず、あぁ、このストーリーだからこそこのヘタッピィな演技も相まってエモーショナルよなぁ!って感動すらある

ひとつだけ、ひとつだけマシンボーイ的に残念やったんは…、いくら地球滅亡の危機迫るとはいえ、せっかく合コンで告白されてんやからLINEくらいは交換しとけよ!バカチンがぁ!童貞腐るぞ!ってとこかなぁ
それ以外は文句付けようのないスペクタクルラブコメの傑作!今まで観た地球を救え系スペクタクル映画が揃って陳腐に思えてしまうんも本作のヤバいところかもしらんからな、猿顔のおっさんが地球救ってやんよ!つって宇宙で穴掘りして涙涙な映画がフェイバリットの人には逆に勧めないけど、それ以外の映画ファンには超絶オススメ〜、ぜひ観れ!
「観たことのない、恋愛映画を作る」との意気込みで制作されたそうだが、これはとんでもない秀作であった。

主人公ユイは間違い電話の相手に惹かれるのだが、同じ頃に幼馴染から告白されてしまい……。という、大筋だけみると他愛のない恋愛映画だ。
しかし、この物語はメタフィクション的な構造となっている。彼女らの恋愛ドラマは、学生たちによって作られていた自主制作映画の物語だったのである。
単なる恋の物語の進展と平行して、それを作る男たちの試行錯誤が描かれる。我々観客は、現在進行形で組み立てられる物語を観ているのだ。そこが面白い。これは「テコ入れ」を体験する恋愛映画なのだ。

TV放送のドラマなどは、視聴者の反応を踏まえて今後の展開を改善・修正する場合がある。
間違い電話の相手に恋をするという、やや強引な導入からもわかるように、この作品の基盤となる話はテコ入れを必要としている。
この状況から発展させるにはどうすれば良いか。製作陣がそこに四苦八苦することで、物語が慌ただしく変化する。果たしてその結末とは……。

制作がキャラクターに魂を吹き込む作業だとするならば、物語が出来上がる過程で、彼らが生み出したキャラクターは自由意志をもって創造主から離反することもある。
例えば特撮ドラマ『ウルトラマン』第23話「故郷は地球」という話には、人間が怪獣へと変容したジャミラというものが登場した。人類に復讐する怪物が着ぐるみで撮影される中、目の電飾が断線するトラブルが起きる。特技監督の高野宏一は、目の輝きが消えることでジャミラの哀愁を表現出来ると判断し、このアクシデントをそのまま本編へと採用した。これこそキャラクターの自由意志による賜物だろう。
今回の『恋愛電話』における展開は全て脚本上の決められたものであり、これがリアルタイムで作られた作品でないことは百も承知だ。作中にジャミラのような偶然の産物は恐らく存在しない。
だがしかし、この映画には今まさに産声を上げる物語へと挑む男たちの情熱を感じた。時に場当たり的に綴られた台本から、予想だにしない事態が生まれ、そこから改良を重ねて大団円を目指す。その様子はまるで怪獣映画のようなタクティカルさがあった。観賞後は今まで恋愛映画で体感したことのなかった高揚感を覚えた。

2024年現在、この作品は「DOKUSO映画館」というサブスクでのみの配信となっている。インディーズゆえに粗削りな感じは否めないが、この作品が広く世間に知られることを心より願う。
指
4.5
学生映画の見かたが変わった
ターニングポイントの作品。