RIO

U・ボート ディレクターズカットのRIOのレビュー・感想・評価

4.3
「U-96」に乗艦したロータル=ギュンター・ブーフハイムの「Das Boot」1973年から製作 実話

1941年 ドイツ軍のUボート「U-96」がナチス占領下のフランス ラ・ロシェルから出航
グリーン色の海の中を進む黒いUボート超渋いです

相次ぐ敵駆逐艦の攻撃 大きな戦果を挙げた
さらに次なる目的に向かう命令を受ける
クルーを思って苦悩している艦長の姿
精神的に限界の機関長を下艦させようとするけれど却下され、そのままジブラルタル海峡に向かうこと…

敵艦の攻撃を受けやむを得ず海底の奥深くまで沈む
艦内は水圧に耐えられない
酸素も切れ切れ神経も擦り切れ状態
覚悟を決めた艦長が落ち着いた声で話す
…苦しいなか再び浮上していくシーンは感動する

そしてラストは有名なのかもしれませんが結構ショック‼
何も知らずして観たほうがいいかもしれません

第二次大戦当時Uボートの強さは凄かった
大西洋では連合軍が最も恐れていた存在
そのクルーたちと艦長の運命
第55回アカデミー賞で6個の賞にノミネートされた

見たからに弱そうな報道部記者の少尉ヘルベルト・グレーネマイヤーが意外と助けとなってた
機関長のクラウス・ヴェンネマンも乗り越えてました
RIO

RIO