MikuOshika

アウシュヴィッツ・レポートのMikuOshikaのレビュー・感想・評価

3.6
収容所の過酷さと下劣さ不道理さ恐るべき実態を世界に届けようと
必死に全てをかけて脱走し国境を超えた勇敢なる者。
結局は赤十字を欺いていたナチスドイツを
即刻止めることはできなかったものの
さらの強制収容所へおくりこまれるはずだった12万人の人々を救えたお話。
脱走を助けてあげた収監されたひとたちの勇気もだけど
そこを抜け真実伝えようという信念が凄まじい。
実際にレポートを読んだところで
事実はどうなのかという疑問を抱える外の人たちの気持ちもわからなくもない。

過去を忘れる者は
必ず同じ過ちを繰り返す

なかなか現代でも納得のいく言葉
MikuOshika

MikuOshika