m

スペンサー ダイアナの決意のmのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ダイアナ妃
私が生まれた時にはもう亡き人だったし、テレビや映画などを通してしか彼女のことは知らないけど、彼女の繊細さがすごく伝わってきた
王室って言うと華やかな美しいイメージが強いけどそれはマスコミの描き方がそうなだけで、それを作るには相当の努力が裏に隠れてる
綺麗なものほど裏側は壮絶ってこのことだなと思う
自由でいたい、本当の私でいたい、普通に愛されたい、普通の人間でいたい
それだけなのにそれが叶わない皮肉

彼女の息子の愛し方が素敵だった
エリザベス女王の振る舞いが素敵だった
素敵なシャネルのスタイルを着こなすクリステン・スチュワートも素敵だった

誰もが羨むダイアナ妃だったけど、そこには苦悩が沢山隠れていた
彼女の闇に魅了された
闇が彼女の儚さを作り、儚さが彼女の美しさを作る

自分を何かに抑え込まれているように感じる、何かに囚われているように感じる、
みんなのように出来たらいいのに、どうしてもできない、鬱になるほど自分を追い込むその気持ちが少しわかるような気がするから、尚更自分の中で深かった
m

m