お隣に引っ越してきた男性がどうもヒトラーに似てる…から始まったほろ苦ドラマ。
主人公のポルスキーはヒトラーに並々ならぬ憎しみを抱えていて、なんとかお隣さんの正体を暴こうと、あの手この手で暴いてやろうと企む。
ちょっと待ておじいー!!!!と思わず叫ぶこと数回。
とんでもない暴走おじいさんだった。
ホロコーストで家族を失っていたり、ドイツ人だったりで、お互いに言い知れない過去と深い傷を抱えていて、すれ違っては寄り添えたと思ったところでさらなる波乱。
もうハラハラしっぱなし。
隣人の正体もほろ苦い。
ポルスキーさんも隣人のヘルツォークさんもすごくよかった。
確認方法だけはもっとなんかあるような気がしたけどあれはあれでよい気がする。
誰かを盲目的に疑うのは本当にやめようと思った作品。ぜひ観てほしい。