夢破れ事件を起こし服役した男の再生の物語であり、居場所のないクイア少年との交流の物語でもあった。
ジャスティン・ティンバーレイクすごく良い。
仮釈放中に新たな人生をスタートさせるべく苦悩奮闘するパーマー、ある少年との出会いが人生を変える。
再起再生の王道的物語。
パーマーが元アメフトの有望選手だったというのはあまりストーリーに絡んではこないが、前途が約束されていた者がその道を閉ざされた時いかに心的ダメージを受けるか、そこから一歩踏み出すことがいかに葛藤を伴うかはもちろん、前科あり仮釈放の身では普通の生活を送ることに対するハードルがあることも描かれる。
ジュノー・テンプルがダメ母役ハマりすぎ、というかこういう役のイメージ強すぎ似合いすぎ😅
出会った少年のために生きようとするも、制度の壁あり、実の親か育ての親か問題に加え「服役経験者」という過去がついてまわる。
だいたいはこのパターンだとうまく行かないと思うが、彼の場合は過去の事件で封印していたことがあり、それを切り札のように出すのはちょっとズルい気もしたが、真相を知ればまあそうもしたくなるわなと彼の気持ちもわからなくもなかった。
とりあえずは良い方向に進んでよかったねという気持ち。