tacky

アフリカン・カンフー・ナチスのtackyのレビュー・感想・評価

3.0
ツッコミどころ満載で、不謹慎の極地の作品であり、Z級作品の本作。
くだらなさも、ここまで突き抜けると、何か怒る気にもなれないのは、不思議である。

関西弁の軽視、東条の小物感、相撲の行事の嘲笑、日章旗と鉤十字の合体、白塗りのアフリカ系のアーリア人(?)、腹の立つ事のオンパレードなんだけど、日本在住でヒトラー役のセバスチャン・ステインという人の確信犯的所業が、どこまでなのか考えるまでに、あっという間に全て終わっていたというのが本音か。

真面目に作っていながら腹の立つ作品よりは、楽しかったと思った。
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