このレビューはネタバレを含みます
音楽は素晴らしかったけど、そんなに好みではなかったかな。
全体的に女優さんが委縮した感じでセリーの出産シーンなどをはじめ、なんだか動かされているだけになっているのが気になった。終盤はそんなに気にならなかったので、序盤に若い頃を撮ったみたいな事情があるのかな?
気の強い役の女性や、それ以外も歌になると生き生きとしていたけど、それもまた現場の空気感を疑ってしまう一因にはなったかも。歌以外ではあまり本人たちに裁量がなかったように感じた。
撮影が多くて大変だったとかスタッフトラブルとかなにかしら理由がありそうでもあったけど。どうだろうな?
男性陣は全体的によかったと思う。
R16は性的なシーンが多少あるだけ、暴力シーンがハラハラさせる。DVにトラウマがある人は見ない方がいい気がする。
全体的に登場人物の行動が極端で勧善懲悪的。85年の原作という感じで、年配の人に人気なのはわかるかな。
主人公はとにかく善で受け身で、おしんとかに近い雰囲気。終盤に向けて多少自立はしていくものの、令和に見るには物足りなかったかな。時代の流れを感じられて貴重な体験にはなった気がする。
作品が悪かったというよりNot for meだったと思う。
Workin’などハーポのナンバーはとてもカッコよかった。
https://www.youtube.com/watch?v=jUzB4ZfTWk4
視聴後にシンシア版を観たけど、こちらの方が良さそうでもあったな。役者の子のみもあったかも。
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以降、観ながらしたメモ
・Wickedでシンシアが素晴らしかった&母がめちゃくちゃ絶賛だったのでアマプラで借りた
・レーティングR16!?怖くはないんだよね…!?ドキドキ
・アリエルのハリーだ!!
・聖書知識が必要か…!?母そのあたり詳しいんだよな
・厚い声が多くて、母好きそう~!!!
・出産シーンは姉妹ともに演技あんまりかな…?歌でとられてるし仕方ないんかな
・赤ん坊つれてかれた!この環境でこんな健やかに育つかな…
・お父さんがお父さん!?不安になってきたので先にあらすじ読むことにします→なるほどおかしいということに気づいてさえいないってことなのか。スピルバーグの映画をミュージカルにしたやつなんだ!セリーもブロードウェイの主役の人なんだ!?とすると、演技が微妙なんじゃなくて映し方なんかな…アップの多い映画だとやりづらいとかもあるかな?
・主役のバリーノはシンシアと同い年(1986年)か
・ここまで高圧的な親に性的虐待までされていたら、さすがにこんなのんびりに育たない気はやっぱりするな…
・お見合いとかが当たり前なら姉妹の別れもあんまり気にしないんかな…気になると思うが…
・なるほど、より悪い環境に引っ越すから、その手前はあまり悪く描けなかったのかな。
・マジで妻というか、所有権を強めに持っている家政婦なんだな
・なんか女優があんまりのびのびとしてない感じするんだよな、どういう撮影現場なんだろ、全体的に撮りたい絵が先行していて女優の良さが生きてない気がするな、アドリブ推奨だったウィキッドってすごかったんだな…
・男性は割とよく見えるのも不思議、シンプルな造形だからなのか、男性が強い現場なのか
・あらすじ読んでなかったら殺されるのかと思って心臓でてたと思う怖すぎ;;;
・ハーポのWorkin’カッコイ~!!踊って暮らせ
・こ、紅茶を捨てなくても…!親みたいになるか、親くらい強い人を求めるってことなんかなハーポ…
・ぶったら良いって言っちゃうセリーすごいな、そんなことしたら殺すっていうのもすごいなww反抗したら危ないのでは?と思ったけど、そういう男は大人しくしてても危ないか
・ハ、ハーポはまだ殴ってないんじゃ!?まあ危険因子を避けるのは生存戦略として大切…。
・ムチムチしていても良い、というのはどのくらい実際の美醜感覚なんだろ、歴史を語る作品でこのあたりの忖度気になるよな…
・ヤバ界隈、暴力的な女性が一定の支持集めるのあるあるだよな、高圧的な男の人は意外と高圧的にされて安心したりもするってことなんだろか
・底抜けに明るい女性にずっとリードしつつ元気づけてもらいたい、みたいな心理もあるのかもな~、愛人の間だけ上手くいくやつな感じ…
・この状態で新しいアルバートとの子供ができないの変では…?いうて中年男性であんまり元気じゃないのかな、いや~そんな感じもしないが??父親が子供を増やさないように言っていれば避妊するかな、するか??増やさないように言うこともない気がするけど…
・ヤバ界隈、マジで虐げられている人たちは食事になにか混ぜて溜飲を下げているのあるあるかもな
・ら、乱交酒場だ!!!母が好きってこういうことなんだな
・なんでキスしてんの!?!?!?な、なんでもありの人ってこと…!!??
・セリーはあまり早く手紙を読めないの学がない表現なのかな、悲しいな…
・セリー宛ての手紙をとっておく意味ってあるか?何年も隠してたら捨てちゃいそうなもんだが
・手紙読んだのだけバレて置いていかれたらそれこそボコボコにされるのでは
・み、みんな行動が極端すぎて感情移入できないな…
・男たちにも苦労はあるはずだし、両者の哀れさにももう少し注目してほしさあるな…ちょっと勧善懲悪すぎて物足りないかも
・シュグの成功にみんなで乗っかっているのあまり本質的には解決していないようにも思えるな
・女性同士の確執があまりになさすぎるよな…セリーも過剰に聖母すぎるというか…85年の原作ならそんなものか…
・母は友達に勧められて観たと言っていたけど、この映画にそんなに共感して…?世代の問題なんかな…
・後妻の聖人ぶり謎では!?父は聖母を見抜く才能はあったってこと…?知的な女が好きそうではあったし、ありえなくもないのか…?
・ずっと受け身で幸せを享受していく主人公…なんか懐かしさがあるな、たしかに80年代の作品ってこうだった気もする、ミュージカル自体が年配向けの作品もあるってことかな
・ハーポ以外の2人の子供はどうなったんだろ
・そうか、そもそもじいさんの畑というのが貧乏くじで、ずっとじいさんに縛られた人だったんだよな…アルバート…
・シュグとの出会いもアルバートがきっかけだし、罪を消せるほどのものではないし空回ってるけど、アルバートも色々貢献はしてるよな…
・牧師夫婦はなにがどうなって子供を手放したんだろ…?思春期で上手くいかなくなったとかなんかな
・セリーとかソフィアとか体重変化すごくない!?どんなもんなんだろ、見せ方なのかな…?
・シンシア、こういう大人しい役をやる女優という流れのエルファバだったのか理解
・アルバート復活祭に招待されてよかたね;;家は荒れずに保てているんだろうか;;;
・シュグ、ちょっと破天荒だったうちの叔母に似てるな。こういう人に限ってめちゃくちゃファザコンなのあるあるなのかな。圧倒的パワーの根源は父に振り向かれるくらい華やかで素敵な自分になりたいという気持ちなのかな…
・なるほど復活祭、ドデカ規模
・ちゃんとアルバートが呼んだのはわかる作りなんだ!
・ハ、ハリーじゃなくなってる…!!?
・苦労して会えた実の母親がセリーなのはハッピーかもな
・有色人種キャスティング、肌色合わせがシビアで大変だな…
・物語の構造上、すでに多い子供をそれ以上増やしても仕方なかったのはわかるけど、やっぱりアルバートとの子供がいないの不自然だな…
・老年期までやって最後のメッセージが「今が一番若い」だし、本当に年配向けの作品なんだな