このレビューはネタバレを含みます
あったかい話なんだろうけど、結構生活が苦しい家庭の話って感じだし、喜久子ちゃんの出生の経緯ちょっと重たいし、肉子ちゃんのバックグラウンドもっとしんどい。
ラストの初潮のリアクションはあんまり好きじゃなかった。おとぼけの肉子ちゃんが急に優しいおかあさんみたいな顔になるの嫌だ。そこはそのまま肉子ちゃんキャラでいて欲しい。
でも中盤の「いきたくなかったら行かなくていいんじゃない(こんなニュアンスのこと言ってた)」が肉子ちゃんぽくはないけど、いいなぁと思った。そう言ってくれる人がそばにいるだけで気が楽だよね。
二宮くんはチック症で、模型作ってるって言ってたのは箱庭療法だよねたぶん。それとは別で彼はとても大人だー。喜久子ちゃんもだいぶ大人。小学生で気づかなくていいことまで気づいてて辛い。
喜久子の実の親のくだり、子供が見そうな作品にしては、な描写があったけどPG12とか特についてないんだね。