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ボストン市庁舎の犬のレビュー・感想・評価

ボストン市庁舎(2020年製作の映画)
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『落穂拾い』でも思ったが、外国のゴミ分別事情は寛大だし、交渉次第では交通違反の罰金を免除してくれる融通性が凄い。市職員と市民が平等として治安や多様性について論議し、分断を生まない街づくりを実現させようと尽力するコミュニティを垣間見て真の民主主義を実感する。それでいてパブリックだけでなくパーソナルな駆除業者とのやり取りなんかも同等として扱う平滑感にワイズマンの優しさを感じる。交通局によるトラフィックを自在に操り緩和を導く仕事が永遠に見てられそう。
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