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オートクチュールのCHIOのレビュー・感想・評価

オートクチュール(2021年製作の映画)
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Diorの広報、優秀!
  「ミセス・ハリス パリへ行く」
  「オートクチュール」
  「ディオールと私」
半年間で3本もDior関連の映画を見て、
メゾンのみなさんのプロのお仕事、
素晴らしさを知ることができました。

加えて、東京都現代美術館のDior展
「Christian Dior / Disigner of Dreams」
インスタレーションが本当に楽しい。
一つひとつの洋服の美しさもさることながら
重松象平さんの空間デザインが
服の集合の美しさを演出。朝から1時間半も
待って、午後のチケットを手にしても、
その価値を感じて幸せな気持ちに。

ミセスハリスの、DIORの変革を
もたらすメガネの素敵な男性のモデルは
イヴ・サンローランとか。
新国立美術館の彼の回顧展もみにいかねば!

他のユーザーの感想・評価

麩菓子

麩菓子の感想・評価

4.7
作品を通してずっと優美で繊細だった。
現代の作品でありながら、クラシックな作りで、現実性と映画性の融合が心地よかった。

そして、私は意図せずリナクードリの作品を淘汰しようとしているようだ…
mammy

mammyの感想・評価

3.4
ディオールが全面協力をしているだけあって登場するドレスがとても繊細で素晴らしい。
ランウェイを歩くシーンはもっとちゃんと見たかった。

オートクチュールのお針子さんを舞台にした映画だけど、お針子さんの苦悩というよりは親子、人間関係にフォーカスした映画。

タイトルから想像した内容と少しズレてしまったので、物足りなさを感じてしまいました。
初視聴、wowow
美しくて面白かった!一流ブランドのオートクチュールの話というよりプロの世界を混ぜたヒューマンストーリーという感じ。
画面的に映えるだろうランウェイがカットされてたのも主人公2人にフォーカスするための演出なんだろなって思った、私は好き✨
ショーの映像が無くてもドレスやモデル含めアトリエの全てのものが美しいし、針子さんの繊細な技とプロ意識が際立ってた。
団地の移民の子どもって自分を卑下してグレてたジャド(働いて給与もらうのは乞食、生活保護?もらって生きるのが正解!)が、美しさに魅了され自分の心を取り戻していく、
逆にオートクチュールの世界で自分を犠牲にして罪悪感を持ってたエステル(化繊とか大量生産品を着てるやつはバカ!)が段々とジャド達と心を通わせていって汚い言葉も出すようになってく笑、描写が丁寧でとてもよかった。
心がキレイになる映画😊
moco

mocoの感想・評価

3.6
オートクチュールって、H始まりなのね。読めないな🤭

主演の女の子、どこかで見たなと調べたらアルジェリア作品「パピチャ…」の主演の子だった。やっぱり存在感があっていい。抗う女の子の役柄がとても似合う。ウェスの「ディスパッチ」にも出でるんだね。再鑑賞が楽しみだ❣️

Diorオートクチュールのお針子さんの現場をメインに、師弟愛や恋を描く作品。技術が密集する場所って緊張感があっていいよねー。それだけで満足なわけだけど、そこで起こるケミストリーがなかなか良かった。

針仕事が驚くほど苦手だから余計に神聖な場所に映ったなー。

パリヒジェンヌメフシボク🧁


1407
kouki

koukiの感想・評価

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融和の物語。信仰心についての言及がけっこうあったけど、移民系の人々にとっての宗教って意外と知らなかったから、その点は興味深くもありました。

美しいものと
美しくないもの

見方を変えれば
すべて美しいのか👗𓈒𓂂𓏸
 第一感…「ファントム・スレッド」だ!
 毛色や性格は全然違うけど…😄
 アトリエの真っ白なドレスのたまご、真っ白なスモックでせわしなく作業するお針子さんたち…白が眩しい✨

 第二感…
 フランス人は…面倒くさい😅
👗面と向かって罵り合うレベルが過     
激😱
👗宗教と差別用語に敏感、言葉の選          択はデリケートに…🥹
👗イジメが陰湿じゃなくて、あからさま⁉😳
👗いきなり、かっぱらい2連発!😂


 何かにつけてケンカばっかの師弟愛⁉…師は娘への贖罪を弟へ投影し、弟は母親からの自立を師に託す
 ぎこちない師弟愛がケンカをする度に本当の師弟愛に成長していく様
 セレブな業界とは対称的なヒューマンドラマのHappyなラストも、脇で支える個性的で優しい面々も、いい感じ!👍 でしたよ!🥳

 …追、
 華やかに生まれてきたドレスたち…彼女たちへのスポットライト
 今夜は、今宵の満月🌕の明かりでピッタリ!…かもね🌛
けーな

けーなの感想・評価

3.4
ディオールのお針子さんの話。通常見ることのできない世界を見ることができて、楽しかった。オートクチュールは、こうやって作られているんだということを知る。

最後まで観て、じんわりと心が温まって、観て良かったと思うのだけれど、しかし、あまり好きになれない登場人物達で、ストーリー展開も、ちょっと上手く行き過ぎだろなどと思ったりもした。

引退を間近に控えたベテランお針子のエステルが、ある日、地下鉄の駅で、バッグをひったくられた。ひったくりを行った少女ジャドの手を見て、お針子の才能があると直感し、ディオールのアトリエで見習いをさせるが、ジャドは、反発を繰り返す…。

どうもジャドのことを好きになれなかった。育った環境により、あのようにならざるを得なかったのだろうけれど。あんなに無礼を働いても、エステルが許すっていうのが、あり得ないと思っちゃって。そもそも、ひったくりをした相手を自分の弟子にするなんてことがあるかなぁと思う。とは言っても、最後には、ジーンと温かい気持ちになったので、映画としては、成功なのか。

エステルを演じたのは、フランスの大御所女優のナタリー・バイ。「ダウントン・アビー/新しい時代へ」で、モンミライユ侯爵夫人を演じていたことが、記憶に新しい。
KAOSUMA

KAOSUMAの感想・評価

2.0
これフランスの人が見たらキャラに共感できるんかなぁって不思議に思いながら観てました
ntm723

ntm723の感想・評価

4.2
思ってたより派手さのない素朴な映画でより私好みやった。
バンリュー育ちの女の子ジャドがDiorのオートクチュール部門の責任者エステルに見出されてアトリエに迎え入れられる。🥼🪡
2人の出会いから心を通い合わすまでがじっくり描かれてて、後半はとても感動。
ナタリー・バイ、最近よくお見かけするパスカル・アルビロが素敵。
フレンチディスパッチのリサ・クードリも演技が良かった。実年齢より若く見える。

最近Diorが協力する映画が多いなぁ〜🌹
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