ただの備忘録

オートクチュールのただの備忘録のレビュー・感想・評価

オートクチュール(2021年製作の映画)
3.4
まず真っ先に、移民の人たちの絶望感がなんか辛かった…
煌びやかなDiorやファッション界と対比させてるのかな?といった話かと。
光と闇…。

シャドが、お針子の仕事を真面目にやるようになって、段々白衣の下の服がシックになっていってるのが、気持ちが前向きになって行ってるのを表してるようだった。

これでも現実よりかはオブラートに包んで、砂糖菓子みたいに甘々にフィクション
を描いているのかもしれないけど、こんな話リアルあってもいいじゃないか〜。と願う。

日本も格差社会なんて言われてるけども〜エステルさんみたいに、ひあがったババア呼ばわりされても、この子は輝き持ってる!!て思ったり、若い子見捨てない気持ち持って社会生活しないとな…と映画に励まされた。

なんだかんだ言っても、みんながみんな何か満たされなくて、悩んで、出会った事で何か心の欠けた部分が少し満たされた…ハートウォーミング❤️というお話かと。
団地vsブルジョワ 世界は確実に階層社会だね。