MI6に所属するグレイは長年追っていた麻薬王ラストウを逮捕するが、証拠が足りずラストウは罪から逃れようと画策する。グレイは新たな証拠を探し奔走するが、ラストウは最強の殺し屋を証拠隠滅の為に放っていた…。アメリカ製のB級アクション作品。
邦題が意味不明…狙われるのはグレイじゃないし…。スパイ物ではなく、サバイバル物ですね。
B級でお馴染みのルーク・ゴスさん主演。共演もB級でお馴染みルイス・マンディロアさんとB級好きには嬉しい組み合わせ。何故かラトビアの名俳優エリヤ・バスキンさんが悪役で出演。重鎮が何でB級のこの映画のオファーを快諾したのか不思議。
殺し屋は絶対に証拠を残さない凄腕だそうだが、特徴的なタトゥー入れたりスマホにデータ残していたり急に仲間を呼んだりとキャラがブレブレ…。
凄腕なのに銃撃を外しまくりますし(^_^;)
息子の血友病の設定はあんなに伏線を張ったのに活かされていないし…ツッコミどころは満載な作品。
テンポ感がイマイチで緊迫感を感じませんし、危機が迫っている感じも少し足りない…。これからラストバトルで盛り上がるかと思ったら…呆気ない…。せっかく少し盛り上がったのにショボい終結でとても残念。
あの人の心替わりもよく分からんし…中途半端な点が多いですね。
ルーク・ゴスさんの渋さは相変わらずカッコいい。中盤の少しのサバイバル感はスリリングで良かったと思います。
全体的にイマイチでルーク・ゴスさんのファン以外は楽しめないかと思います。
まとめの一言
「勝負しないんかい!」