島流しにされた学者と島に住む漁師の青年が出会って
2人で魚図鑑『茲山魚譜』を作り上げていくお話
百想芸術大賞2021で映画部門大賞を受賞した作品
『茲山魚譜』に実際に書かれている前書きから
史実を元にした文学的な内容ではあるけれども
それをコミカルかつ飽きさせない描き方で映していて
白黒映画でもこんなに違和感を感じないものだなと
感動しながら観ていた
作中に出てくる両班を見て、
今のような「君主がいない、身分に差もない国」
というのはどのようにして生まれたのか
その経緯が気になった
韓国のそれを描いた作品ないのかな、ありそうだよな
これが世界で評価されるかは難しいかもしれないけど
韓国では間違いなく非常に価値ある作品として
名作の1つに選ばれると思う