茲山魚譜 チャサンオボの作品情報・感想・評価

茲山魚譜 チャサンオボ2019年製作の映画)

자산어보/The Book of Fish

上映日:2021年11月19日

製作国:

上映時間:126分

ジャンル:

「茲山魚譜 チャサンオボ」に投稿された感想・評価

Sohey

Soheyの感想・評価

3.8
「チャサンオボ」は朝鮮王朝時代に書かれた海洋生物学書。それを記した元官吏ヤクチョンと漁師チャンデの絆が描かれる。

好奇心は人を大きく変えるが、それを突き詰めた先にある自分の理想が現実によって裏切られたとき自分はいったいどういう選択をするのか、考えさせられた。

さすが百想芸術大賞受賞作の出来。演技巧者のソル・ギョング、ピョン・ヨハン(早く日本でもブレイクしてほしい)、イ・ジョンウン3人の関係が抜群にいい。

『空と風と星の詩人 尹東柱の生涯』でもモノクロ映画を手掛けたイ・ジュニク監督による水墨画のような映像が美しい。
song

songの感想・評価

4.0
牧民心書の 丁若鏞(チョン・ヤギョン)の兄、丁若銓(チョン・ヤクジョン)がかいた『茲山魚譜』を元に映画化した。
歴史的にあまり知られていない丁若銓の話で特殊にみえるが、普遍的な事を感じる。チャンデという人物を通して監督自信が伝えたいメッセージを話してるなと感じた。そして素晴らしいのが登場人物全員の演技がいい。
完成度の高いものに間違いないだろう。
ですが、
どうしてモノクロなのか
これが私には謎。
TsukiY

TsukiYの感想・評価

4.0
なぜ勉強するのか。
なぜ受験があるのか。
どうすれば出世できるか。
なぜ出身だけで判断されるのか。
知性とはなにか。
治世とはなにか。
文化とはなにか。
人生の意味はなにか。

答えは読書あるのみ。
無駄なカットが1つもない126分。
圧倒的な情報量をモノクロに圧縮して畳み掛ける。
こんな映画を撮れる韓国がすごい。悔しい。
LL

LLの感想・評価

3.5
時代劇だが観やすくて、キャストも名優たちが集まって、素敵な映画でした!
モノクロもとてもいい感じ!
okome

okomeの感想・評価

3.9
モノクロの映像美

朝鮮時代後期
舞台は島流しの島、世界の果て、黒山島(玆山)
罪人の学者と島で漁をしながら立身出世を夢みて学ぶ若者が玆山魚譜(韓国初の海洋生物百科)を完成させる
二人の師弟関係と友情がメイン

玆山魚譜には魚の形態から生息、料理方法まで細かく記してあったが絵はなかったらしい。儒教の影響かな。

以前から興味のあった黒山島、行ってみたい想いが強まった。
実際のロケ地は都草島で、セットが観光用に保存されている。
gosunny

gosunnyの感想・評価

4.0
良作です。
カラーだとしても、いや、カラーに見えた。
カラーだと思って観てた。
白黒だった?笑

白黒にした意図が知りたい。
カラーの方がもっと良かったんじゃないかとふと思う。
kokone

kokoneの感想・評価

4.3
島流しにされた学者と島に住む漁師の青年が出会って
2人で魚図鑑『茲山魚譜』を作り上げていくお話

百想芸術大賞2021で映画部門大賞を受賞した作品

『茲山魚譜』に実際に書かれている前書きから
史実を元にした文学的な内容ではあるけれども
それをコミカルかつ飽きさせない描き方で映していて
白黒映画でもこんなに違和感を感じないものだなと
感動しながら観ていた

作中に出てくる両班を見て、
今のような「君主がいない、身分に差もない国」
というのはどのようにして生まれたのか
その経緯が気になった
韓国のそれを描いた作品ないのかな、ありそうだよな

これが世界で評価されるかは難しいかもしれないけど
韓国では間違いなく非常に価値ある作品として
名作の1つに選ばれると思う

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