このレビューはネタバレを含みます
ダイヤを盗む犯罪モノというのは表向きの宣伝文句で、それが展開されるのは後半の約40分程度。
それまでは、コロナ禍でのカップルのひきこもり生活を約1時間超も延々と眺めることになるのですが、これがなかなかの苦行であります。
コロナ禍あるあるを楽しめるような寛容な方であれば良いのですが、私の場合、カップルが長台詞でクドクドと痴話喧嘩を始めるシーンで気が滅入ってしまいました。
後半はそこそこハラハラする展開で盛り返しますが、尻切れトンボな終わり方で今ひとつ物足りない印象。
コロナ禍の撮影で仕方がなかったとはいえ、この出来栄えはキツイ…