しゅん

しあわせのパンのしゅんのレビュー・感想・評価

しあわせのパン(2011年製作の映画)
3.7
過去視聴メモその84。

湖の近くにオープンしたパン屋兼宿泊所の「カフェマーニ」。春夏秋冬で様々な客がやって来る、温かい場所の話。

2時間弱の尺の中でやや不穏なシーンはあるが、基本的にずっと温かみのある優しい空気で満たされているのがすごく好き。
夏には彼氏に振られた女性。秋には訳ありげな女子小学生。冬には関西弁の老夫婦。あくる春には未来を感じさせるもう1人。癖のある近所の住人を巻き込んで、穏やかな時間が流れていく。

本作をみる前まで、大泉洋といえば水曜どうでしょう等バラエティのイメージしかなかったため、穏やかな役がこんなに似合うとは思わなかった。この後様々な作品で深みのある役もやっていたが、本当この人カメレオン俳優なんだな。原田知世さんは言わずもがな綺麗で、台詞の1つ1つが可愛らしい。キャスティング最高。

癒し系ムービーでした。
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