みなみ

陰陽師: とこしえの夢のみなみのレビュー・感想・評価

陰陽師: とこしえの夢(2020年製作の映画)
3.2
私がぴちぴちの中高生だったらもっと楽しく見れたと思う。最初から最後までアイドル主演の異能力バトルラノベか漫画の映画化作品みたいで照れくさくて仕方なかった。イケメン大戦争って感じだった。わびさびの欠片もない力こそパワー!みたいな陰陽師だった。
「女子はこういうの好きなんだろ?どうだ?ん?」みたいなカットが多くて「好きだけどもっとさりげなくお出ししろや!」ってジタバタしてしまった。イケメン大戦争映画だから仕方ない。そういった意味ではサービス満点です。トンデモ平安時代も嫌いじゃない。むしろ好き。
出てくる人みんな顔がよくてぼけーっと見てる分には目の保養になって良い。お師匠様(老)が一番美人だと思います。あと博雅くんのお召し物がめちゃめちゃカッコよくてすごかった。天才の仕事でしかない。いい男をいい男に魅せるための衣装だった。

ところどころもやもやしすぎてなんとも言えない風味の作品でした。私は一体何を見たのか、見せられたのか…。綺麗であることは確かです。
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