パトリック・ウィルソンという俳優を、
映画を観ていると時折見かけるのだが、
なんとも淡白というか、言葉を選ばずに言えば「華がない」なぁという印象がずっとあったのですが、
なんかとても今回はひたいに汗して頑張っていたなぁというか、彼のプライドを見た気がしました.こういうのは嫌いになれない.
これは彼の映画でした.
画面の撮り方、話の展開、メカのデザイン、面白いかと言えばつまらないです.教科書通りというか、ベタって感じ.
社会性や風刺という意味でも少し表面的にも感じられます.
全体的にみれば平板でありましたが、
でもつくりはきちんとしていて安心感はありました.
映画に何を期待するか次第ですが、時間潰しとしては良心的だったような気がします.
CGやアクションもしつこくなくて潔い.
きっと対象年齢というかターゲット層ではなかったのだと思われる.