リョウ

ビー・ジーズ 栄光の軌跡のリョウのレビュー・感想・評価

ビー・ジーズ 栄光の軌跡(2020年製作の映画)
3.2
やっと観れた!
公開3週目にしてようやく鑑賞。
本当はヒュートラ渋谷で観たかったのだがもはや夜の枠しかなかったので久しぶりの新宿武蔵野館へ。
わお、何と武蔵野館、満席である!!
武蔵野館の満席なんていったいいつ以来だろう。武蔵野館の満席って私の嫌いなものの1つなんだけどこの日は誰も私の視界を遮ることなく普通に鑑賞できた。
さてさて、ビーシーズについて何にも知らない私だったがそれでも十分に堪能できた。
彼らの活動が1960年代から始まっているのでこのバンドの歴史というよりまるで音楽シーンの歴史を観ている様な感覚だった。
驚いたのがこのバンド、子供の頃から活動しているファミリーバンドだったということ。そして何と三兄弟全員イケメンという。。。
と思っていたら何と4人目の兄弟が出現!!しかもスーパーアイドル顔負けのイケメン。
何だこの兄弟達は!あんなイケメンであんなワンダフルヴォイスを持っていてしかもソングライティングも手掛けているだと!?
しかも上映わずか10分位でもうバンドとして頂点を極めてしまっているという。
お前らはいったい何者だ!!
まあ当然ここから彼らのジェットコースターの様な波乱の人生が描かれるのだがメッチャテンポが良くてスゴいポジティブな描き方をしている。
その上バックで流れる彼らの音楽もとても良い。しかしあんな涼しい顔してあんなハスキーヴォイスで歌い続けているコイツらはいったい何者なんだ。
1番驚いたのは彼らがバンドとしてヒットミュージックを歌っているだけでなくソングライターとしてたくさんの名曲を超有名歌手達に提供していたということ。
ぶっちゃけビーシーズが歌っていた曲より彼らが提供していた曲の方が馴染みがあった。
終わってみたら全編を通してあまりのクオリティの高さからドキュメンタリーを観ているというより普通の映画を観ている様だった。
いつの日か私もトラヴォルタの様なスピーチをしてみたい。
「サタデーナイトフィーバーが自分の人生を完全に変えてくれたと。」
もちろんディスコなんて行ったこともなければトラヴォルタの様なダンスも出来ない私はそんな妄想を夢見るだけだけど。。。
リョウ

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