片腕マシンボーイ

アポトーシスの片腕マシンボーイのレビュー・感想・評価

アポトーシス(2020年製作の映画)
1.5
とりあえずムーラボの公式サイト見て、この作品はマシンボーイの好みとは正反対な気がする、けどもムーラボのんで時間が合うなら観るのは義務や!とムーラボ愛を貫いた結果……案の定全くハマらなくてシオシオのパ〜な気分でスクリーンを眺めていたぞぉ

もうすぐ全人類は同時に死に絶える、そんな世界で生き甲斐を見つけられない青年は、ある日決して死ぬ事の無い少女と出会うぞ、って話

そうな、もしかしたらよ、ワンチャン不死身の少女ってのが富江ちゃんみたく暴れ回るホラーテイストちゃうかなぁ?って期待して観たんやが、もちろんそんなハズもなく…
まぁよくありがちな、イジメや虐待、鬱に自殺、宗教、セックス、ごちゃ混ぜにしてファンタジー少々で味付けみたいなヤツで、マシンボーイの理解能力の無さか?感受性の無さか?まぢ何言いたいのかわからなくて、途中で
「意味わからない」
「意味なんかわからなくていいんだよ」
いうセリフがあって、そっか意味わからなくて良い映画かぁ…なんて観ていたんやが
上映後の舞台挨拶で監督が語るんきいて、あぁ、ちゃんと意味あったんやねぇ、しみじみ…、ってなった

とりあえずイメージ映像っぽいのんとか詩的なセリフとか織り交ぜてなんか意味ありげに見せるん苦手やし、うんこは好きやけど兄ちゃんの脱糞シーンに何の意味があんのかは謎のままやし、数週間後には終末が迫る世界にしては平和が過ぎるんにもキョトンとしたし、Marshallのスピーカーか春物のジャケットどっち先に買おうか上映中に悩んでしまったし…
うん、やっぱり苦手な作品やったなぁ

あぁ、主役の男の子ってば「蝸牛」の子かぁ!ボウズやないから全然気づかんかったわぁ、今年のムーラボはまだ3作しか観てないけども、「蝸牛」はじめ過去の名作達くらい衝撃的に好きな作品あるんか不安になってきたわぁ…