ヴィオレ

ウォンカとチョコレート工場のはじまりのヴィオレのレビュー・感想・評価

2.0
久しぶりにここまでの作品を劇場でみた。

原作者のロアルドダールは物語を綴りながらも、シニカルな現実も織り交ぜる作家であり
ティムバードン版はその意味では最も忠実なウォンカ像であった。

しかし本作には原作にあったシニカルな要素は全て排除し、チョコのように甘ったるい
要素のみで構成された映画であった。チョコレートの味は想像しにくいせいで魅力も感じにくく、風船で飛ぶところも空飛ぶチョコも
全部予告で見たというか。予告が見せすぎたのかな。

「パディトン」2作の監督でこの題材ならと
一切不安もなかったが、まさかここまでの
作品だったとは。かなりがっかりした。
ヴィオレ

ヴィオレ