ウィリー・ウォンカの若かりし頃。
夢のようなチョコレート工場を持つ前の人生は想像以上に波乱万丈。
チョコを使って成り上る奇妙で華やかなミュージカル。
若い頃からチョコレートへの情熱を燃やし、もはや世界から逸脱した領域まで足突っ込んでて彼だけ住んでる世界違うんじゃないかと。一人だけファンタジー世界から材料持ち込んでんじゃないかな。
そもそもチョコレートの才能とは別ベクトルで凄いというか、読み書き出来ないとは思えないトンデモ科学力。
ただ魔法じみたチョコレートを作れる割にぶち当たる壁はめっちゃ現実的。
金はないわ悪人にカモられるわ嫌がらせされるわチョコレートだけではどうにもならない理想と現実のギャップが容赦なく殺しにかかってくる。
吹替で観ましたが特に違和感なく観れました。
ウンパルンパ役のマツケンは声優初挑戦と言ってたと思うんですが、いやふつーにうまい。そして歌もうまい。いちばん頭に残る曲ですねアレ。
しかしまあ驚きましたね。
これ『チャーリーとチョコレート工場』の前日譚じゃなくて『夢のチョコレート工場』の前日譚なんだもん。
いや道理で。いろいろ違和感あるわけだ……。