Charlie

ミッドサマーのCharlieのネタバレレビュー・内容・結末

ミッドサマー(2019年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

よくもまあ、こんなクソ映画を作りましたね。異常なカルト集団がやりそうなことを入れ込んだだけの作品。私なら、こんな話を仮に思いついても映画化実現させる勇気はない。

ペレという悪魔によって全員が村に誘われ、ダニーだけ生き残る話。

まず、ダニーとクリスチャンが付き合っているという設定は説得力ゼロ。この2人が一度でも惹かれあって付き合ったとは思えない、一緒にいる理由が理解できない組み合わせ。

ダニーの家族に起きたことと、その後の出来事に関連性は見出せない。精神的に不安なのと、この状況に取り込まれるのとはまるで違う話。

年寄りが崖から飛び降りて顔面グチャグチャになっているのを何度も見せるけれど、観客に不快感を与える手段として安易で稚拙なのが嫌になるし腹が立ってくる。

この場面でサイモンだけがまともな反応を示し、他のメンバーは次が飛び降りるのをまた見上げて待っている。そんなわけないだろ。

また、サイモンがフィアンセのコニーを置いて1人で村を出たと聞いても、みんな「なんかの勘違いか行き違いじゃない?」ぐらいにしか反応しないのは馬鹿げていてご都合的すぎる。

この村の人々を演じた役者さんたち、「私たち、何をやらされてんだろう」と思わなかったのかな?と思うほど救いようがない設定。

奇しくもこれを鑑賞したのは日本の夏至でした。だからって何も感じない作品ですが。配信で無料で鑑賞できたのがせめてもの救い。
再上映の意味あるんか?

星はゼロ。
Charlie

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