アホーイ♪
(チェコ語でこんにちは)
可愛い挨拶とは裏腹に、deepな内容で開始早々胃の腑が気持ち悪くなる。
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ネット上に蔓延る児童性虐待に迫る、実験ドキュメンタリー映画。
外見が幼く見える女優のオーディションから始まり、スタジオに子供部屋をセッティング、会話をリアルにするためにセットに飾る小道具は実際に女優たちが使用していた思い出の品々。作り込みが非常に面白かった。
テーマがすでに興味深いのだけど、その後実際会ったり、ある人物においては追及することまでしていて、問題提起としての意思を感じられた素晴らしい作品だと思った。
(他の変態達のその後も見たかったが、もちろん制作陣は通報しているだろう)
目を覆いたくなる程気持ちが悪くなるシーンもあるし、これを現実に子供達が遭ってるかと思うと泣けてきた。泣いた。観客と同じく、スタッフ達も本気でショックを受けていたように思う。その空気にすこし救われる。
私も20年前、当時まだ携帯なんか電話するだけのツールだったけど、13歳だった自分はパソコンを使ってネットの掲示板で顔も見えない相手と交流していた。いい思い出だったけど、中には嫌な目に遭ったことも思い出した。
日本でも、毎日のようにSNSによる未成年の性犯罪が報道されている。
今の子供達は幸か不幸か、小学生でもスマホで簡単に外の世界と繋がれる。
この作品の撮影期間のほんの数日でも、数千人もの大人の男性が性的な目的で群がったそうだ。
作品の最後には、
-保護者の方へ-
ネットへの制限だけでは防ぐことはできません。子供達とよく話すことが大切です。
と締め括られている。
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@ヒューマントラストシネマ渋谷
客層は老若男女見事にばらけていた!