ギャオス

SNS-少女たちの10日間-のギャオスのネタバレレビュー・内容・結末

SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

設定と映像は過激だが薄めのドキュメンタリー‥というかエンタメ。

この映画が訴えてる事は何なのかよくわからないし、興味本位で犯罪者を突っついただけで終わっているのであまり実りがないし、少し不快ですらある。

途中に出てくるイケメンの善人()にスタッフ総出で感動して涙するシーンとか、チョロ過ぎて笑えるくらい。大人がこんなにもチョロいのだからあのあとあのイケメンに会おうって言われたらティーンなんて会っちゃうでしょ。そこで何か起きてもしらんぞ。

キモいおっさんもイケメンも共に危険かもしれないと教えるのが大人の役割でしょう。

この映画に出てくる犯罪者がクソなのは大前提として、それをのさばらせている環境が変わらないとどうしようもない。やるなと言ったところでやるのだから。

1番気に入らないのは、最初のルール設定でこちらからはメールを送ったり挑発しないとしていたにもかかわらず、随所に相手を誘惑したりするシーンが見られたこと。
撮れ高のためにドキュメンタリー性を捨てている。

出会い系を全く知らない人は、こういう世界があるんだと知ることはできるでしょう。
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