このレビューはネタバレを含みます
せっかくの良設定を活かせ切れていないオブザイヤー(笑)
オーロラと満点の星空。絶景以外何もない、誰もいないはずの雪山の夜から”RED DOT”ひとつで恐怖の淵に堕とされる最恐最高のシナリオ…この赤い光点の恐怖からどうやって逃げ切るか…とワクワクしたのも束の間。
赤い光点はここでおしまい。。
もっと赤い光点に追いかけ回されたかった!!!
100歩譲って一旦なくなってもいいけど、ラストにかけてもっかい赤点で恐れおののきたかった!!!笑
夫婦の”罪”も、いきなり過ぎるし、ノーヒントに近いし、ずるい出し方かなぁ。
ちょっと犯人読めたし、その奥さんも読めてしまった。
ただ、スウェーデン?の雪山の絶景はすばらしかったし、その前のモヤモヤ感、その後の恐怖暗転までは良い感じ。そして最後の「生きろ(お前は死ぬまで俺と同じ苦しみを味わい続けろ)」という胸糞ラストも◎
好きな映画ではあったけど、もったいなさと中だるみを感じる内容だったかな。