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とんびのRのネタバレレビュー・内容・結末

とんび(2022年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

父と息子の不器用な関係。特に「親父がお母さんの代わりに死ねばよかったんだ!」のセリフに対して「ごめん」と謝る代わりに「いいんじゃない、100歳まで生きても」だったのは感激しました。(意訳有)リアルな親子の会話、関係ってそうだよな〜と思いながら。

正直、序盤は演出の大げさ感が少し気になっていました。これは、舞台、?ミュージカル、、?もう少しナチュラルにしてもいいんじゃない?と思ってしまったシーンもちらほら...。ですが2時間強という時間でこれほどの年月を描くためには、「やっさん像」を端的に映し出す必要があったんだろうなと感じました。私がTBSとNHKのドラマ版を見ていてやっさんという人を知っている分、大げさに感じてしまったのだと思います。

そして、脇役の皆さんが豪華すぎて贅沢でした。
麻生久美子さんや薬師丸ひろ子さんもさることながら、濱田岳さんの役柄が私的ツボでした!笑

堤真一さん、内野聖陽さん、阿部寛さん、と見事に三者三様なやっさんなので3作品比べるのも面白いと思います。
個人的には内野さんが一番リアルでした。阿部さんは脚が長すぎて作業着さえもかっこよくなってた笑
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