Rさんの映画レビュー・感想・評価

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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.2

普段あまりアニメは見ないのですがU-NEXTで10分間の本編映像を見て以降気になって気になって仕方なくなり、鑑賞。

久々に映画館でこんなに映画に没入しました。普段はふとした瞬間に時間のことや現実世界
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キングダム2 遥かなる大地へ(2022年製作の映画)

3.8

吉沢亮と橋本環奈はやっぱりどこからどう映されても美しい、美形すぎる。そして2人の贅沢使い感。清野菜々は舞うようなアクション見惚れた。とーんたんたん(?)クセになる動き、好きだった。でもやっぱり、この映>>続きを読む

メゾン・ド・ヒミコ(2005年製作の映画)

4.2

初めて見たのは確か中学生の頃。
テーマがテーマだったので、当時かなりの衝撃を受けたのを覚えてます。LGBTQなんて言葉もほとんど耳にしなかった当時、知らない世界すぎてどう受け取ったらいいのか...自分
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着信アリ(2004年製作の映画)

3.6

前半の方が得体の知れない怖さや恐怖感が強かった印象。当時必要不可欠になっていた「携帯」というものとホラーをつなげた着眼点は本当に面白い。

着信音に吸入の音に、とにかく音が怖い。
映画館のスクリーンで
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

4.0

ガリレオ作品の大ファンで、去年の続編決定発表の日からすごく凄く楽しみにしてきました。

正直なところ、今までの湯川先生節やガリレオ感は薄めだったため若干の物足りなさを感じていました。ですが、それぞれが
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.6

冬の北海道でロードムービー...
相米慎二監督の「風花」を思い出しました。
途中眠たくなってしまったけど、後半の映像美に圧倒されました。静かな染み渡る綺麗さ。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

前作を観たことがない状態で鑑賞。

前作から連続するキャストとの再会シーンは序盤よくわからなかったけど、それでもすごく楽しめました。

特に手に汗握る展開が多く、映画館でこんなにハラハラさせられたのは
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「平凡なものを不滅にするってクールだ」

「子育て」という日常のもののリアルを映し出して記録する。不滅のものとなり、世界中の人々に届く。まさにこの映画、そのもののことだと思った。

そして、いい意味で
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GO(2001年製作の映画)

4.4

当時、「在日」ということがどういうことなのか知らず理解できていなかったのでこの作品でかなり驚きました。窪塚さんの演技?目がほんとにすごかった。

「白線のその先」「夜の校庭」「国会議事堂で待ち合わせ」
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モテキ(2011年製作の映画)

3.8

当時はそんなこと微塵も感じてなかったけど、今見ると「平成」カルチャーの詰め合わせで懐かしさでいっぱいになります。Baby cruising Loveとか。

個人的には麻生さんの大優勝映画。
大根監督
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ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

3.7

「この世の中には偶然なんてない。あるのは必然だけ」
「貴方は貴方だけのものじゃないのよ」
「運命は変えられる」
侑子さんの四月一日に向けた言葉のひとつひとつが印象的でした。

原作を知らないからなのか
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とんび(2022年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

父と息子の不器用な関係。特に「親父がお母さんの代わりに死ねばよかったんだ!」のセリフに対して「ごめん」と謝る代わりに「いいんじゃない、100歳まで生きても」だったのは感激しました。(意訳有)リアルな親>>続きを読む

高台家の人々(2016年製作の映画)

3.5

凄く良い人なんだけど、不思議ちゃん要素のある人を綾瀬はるかが演じたらピカイチ。これだけ女優の地位を築いても、この素朴さを出せるのが凄い。
ストーリーは小難しくなく、サクッと見られる作品

大変さを重々
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ゆれる(2006年製作の映画)

4.7

ゆれる 橋
ゆれる 心
ゆれる 記憶

色んなものがゆれてる世界
〝絶対〟なんて世の中にも存在しないのだから、ゆれながら生きることは悪いことじゃないのかもしれない

西川美和さんの着眼点もさることなが
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踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!(2003年製作の映画)

3.9

再鑑賞して、今じゃSNSが荒れそうなシーンだらけなことに初めて気づき、これが許されていた時代、受け入れられていた時代なんだな〜と。みんな、遊び心が無くなっと言うか、心が狭くなったのかな〜という寂しさを>>続きを読む

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望(2012年製作の映画)

3.8

シリーズ集大成。
正直、なんでこうなっちゃった、、???
と思わずにはいられないシーンがちらほら(特にラストに向けての展開…🍌)

最後だからこそ、そこにショックを感じてはしまったけど、これだけの長い
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マザーウォーター(2010年製作の映画)

4.1

あしたへは、だいじなことだけもっていく。

このゆる〜い感じ、さらっと流れていく感がテーマにぴったり。自分の だいじ なことだけ心に留めて、紡いでいけばいい。
ぼーっと見ていても幸せになれる作品です。
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私の頭の中の消しゴム(2004年製作の映画)

4.2

こういったテーマの作品は、物語の序盤に主人公がこれ以上あるのだろうかというほど幸せなシチュエーションから一気に奈落の底へ落とされてそこから感動へと流れていくものが多いように感じますが、この作品は物語構>>続きを読む

おと・な・り(2009年製作の映画)

4.3

ふわっと優しく、じわじわと色んなことが繋がって紡がれるラブストーリー。空気感や距離感がthe邦画。

決して派手ではないけど、珈琲豆を挽くミルの音やお花の様に、何気ない日々の生活を彩ってくれるものたち
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悪人(2010年製作の映画)

4.8

人殺し、地位や立場で人を見下す男女、過剰報道をするマスコミ、悪徳商法業者、子供を捨てた母親、一緒に逃げてと願った女…

いろんな悪が描かれる中で祐一だけが「悪人」なのか、見終わった後も、何とも言えない
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.8

初めてこの映画を見たときかなりの衝撃を受けました。
少しずれていても序盤は幸せそうに見えた家族が、母親が家を開けることが増え徐々に崩れていく。
その様子が衣類の汚れや部屋の不衛生さなど様々な部分を通し
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ステキな隠し撮り~完全無欠のコンシェルジュ(2011年製作の映画)

4.7

だいっすきな作品です。
竹内結子のニョッキ回は本当に神様降りてきちゃってます、何回見ても笑い転げる。

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