2年くらい前にブルーレイを購入していたけど、一度に全部観たいと思って機会をうかがっていたら今になってしまった。4時間の本作は人生で一番長い映画だったと思うけど、海外ドラマ一気見した感覚に近かった。これが前後編で分けてでもいいから劇場公開されていたら、スナイダーバースは生きていたのかな。
🏆ゴールデン・ダストダス賞2023🏆
2023年総括、書いてなかった作品のレビューを簡単に済ませるついでに、今年の優秀作品を独断と偏見と贔屓で選び自己満足に浸ることを目的とするゴールデン・ダストダス賞2023。
トップバッターは、評価は高いもののあまり目立たない作品や、賛否は分かれるけど個人的に好きな作品を考える「過小評価作品賞」
☆過小評価作品賞 ノミネート
『ジュリア(s)』… フランス映画。ピアニストを目指す女性の人生の選択、成功と挫折を4つのマルチバースっぽい展開で描いた作品。今年ベスト級に好きな映画だが上映館は少なかった。
『テトリス』… Appleオリジナル作品。今年多く公開されたゲームにまつわる映画の中でも異色の実話もの。系統でいえば『AIR/エア』を物騒にした感じ。タロン・エガートンの日本語が可愛い。
『僕と幽霊が家族になった件』… 台湾発アクション・コメディ。交通事故で亡くなったゲイの青年と冥婚(死後結婚)することになってしまったノンケの刑事が、彼を成仏させるために轢き逃げ犯を探すお話。
『ファルコン・レイク』… カナダの避暑地を訪れたフランス一家。少年とえっちな年上のお姉さんの組み合わせは最強です。ラストの解釈が分かれそうな作品。
『87分の1の人生』… 事故が起きなければ家族になるはずだった二人。相手を許すことの難しさと勇気、ピューちゃんとモーガン・フリーマンという世代を超えた名優たちの共演。現在はAmazonPrimeで視聴可。
『Wave Makers 選挙の人々』… 台湾のNetflixドラマシリーズ。生き馬の目を抜くような過酷な政界の中で競争をする選挙キャンペーンチームの活動を描く。日本じゃまったく話題にならないけど台湾では社会現象らしいです。
以上。選定の目安としては、レビュー投稿数が5000未満のものにしています。
受賞作品は… ♬どぅるるるるrrr… (ドラムロール音)
🏆『僕と幽霊が家族になった件』 …Death!!!
作品が面白かったというのもありますが、劇場で観たとき台湾のお客さんも多かったのか、上映中ずっと湧いていて不思議な空間だったのも印象に残っています。冷静に考えたら結構おバカな映画なのですが、ラストは場内の雰囲気にのまれ貰い泣きしそうに…
以上、今年のもっと話題になったらいいなという作品たちでした。