ブサ猫太郎

ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカットのブサ猫太郎のレビュー・感想・評価

3.8
今回だけはあらすじを書かずにいきなりレビューを!

諸般の事情により監督が交代し2017年に公開された『ジャスティス・リーグ』。個人的にはヒーロー映画として十分に面白かったけれども、世界的な評価はイマイチ…そんな中で改めて元々監督であったザック・スナイダーの意向が反映されたバージョンとして発表されたのが『ジャスティス・リーグ ザック・スナイダーカット』。

キャラクターの過去を深掘りしたり、設定を追加したりなどモリモリにした結果まさかの4時間越えに。ちょくちょく休憩を入れながらようやく観終わりました…

けれども、そこまでの大作になっただけあり2017年版よりも格段に面白い!

特にティーンエイジャーヒーローたちの描写が印象的。父親の過去に囚われていたフラッシュと自分を受け入れられなかったサイボーグが前へと進むシーンが明確に描かれているのが良かった。2017年版ではその点が薄かったので何となく戦いを通じて成長した感じになっていたので、今作ではキャラクターの成長に納得感があった。

また、2017年版のレビューで書いたスーパーマン強すぎ問題がかなり解消。強さは変わってないんだろうけど、他のヒーローたちの活躍や共闘を増やしたことでスーパーマンだけ居ればいいじゃんという雰囲気が無くなっていた。

そして、ラストは今後のシリーズを意識させるシーンが!イケメンジョーカーの登場やヒールなスーパーマンなど面白そうな展開。

かなりDCにハマってきたなぁ笑