最後まで良かったのに、、テーマはすごく面白い。ジャッロや70年代、80年代の「ビデオ・ナスティ」を取り上げ、映画検閲官である女性の人生に投影するある不気味な作品についての真相。途中まで非常に良かっただけに、、真相が未解決になり拗らせマイワールドな世界観で終わってしまって非常にもったいない。卑劣な暴力を映し出す映画に対する批判やメッセージにもなっておらず何がしないかわからないまま終わってしまった。ジャッロと検閲に関するメディアの誇大宣伝、主人公が許可を出したある作品を模倣したと思われる殺人犯、誰かが主人公の身元をマスコミに漏らし、エスカレートする幼少期のトラウマ。妹の幼少期の失踪を模倣したかのような君の悪い作品、そして彼女に自分の映画を見させようとする謎のセクハラプロデューサー。