スペインのヒホンという寂れつつある街で、母親と二人で暮らす女性の話。
監督の目線で見た世界が味わえてとても良かった。
救いのない話なんだけど、さらっと見れる。
場面ごとのファッションの変化も面白かった。
空きテナントばかりの街。
中国人のイケメン。
髪は切らないほうが良かったかという男たち。
シーンのつなぎは、安い動画編集ソフトにデフォルトで入っているパターンを全種類使ってみました、って感じ。
重くなりすぎないように、ということかもしれないけど、流石にちょっと気が散る。
何よりも白黒映画で、字幕が黄色なのはどういうことなんだろう。
日本独自の判断だとしたらやめてほしかった。
白黒に字幕だけカラーがあることが気になってしょうがない。
あと、信じがたいことに、本編上映の直前に、この映画の宣伝映像が入っていた。
どういうつもりなんだろうか。