エル プラネタの作品情報・感想・評価

「エル プラネタ」に投稿された感想・評価

Ryosuke

Ryosukeの感想・評価

3.7
身近なお店も売り出しを掲げて街は落書きと老人が繰り出し閑散としている。
困窮極める生活を送るにしては切迫する様子もない。
スマホに繋がる向こうの世界は映らない。
猫のようにこの母と子、度々飾ってはのらりくらりとしている。
虚を飾るということがポジティブかネガティブかそのどちらか一方を描いたものだと予想していたが、実際どちらともいえず、
ショーウィンドウのマネキンが象徴かその華々しさも虚しい。
「猫がいれば温かい。」終盤にかけて猫がかつての彼女らの経済的余裕を示すのであれば、猫の模写を描くほど、模造品を映すほど過去つまり虚像に執着してることの表れか。こじつけがましいけど。

このレビューはネタバレを含みます

・母娘の関係性の"気持ち悪さ"
イライラをぶつけ合い一定の精神的距離があっても、傍から見れば不自然なまでの恋人にも思えるほどの物理的な距離
・「ポストフェミニズム的虚飾」
ファッション業界に携わる主人公の「虚飾」はまさしくこの間読んだ論文の批判に通ずる
岡田斗司夫が言ってたホワイト革命の話との関連もあるかも
あまりの退屈さに爆睡してしまった。シネマカリテを出たらちらほらと雪が降っていた。なんかの小説みたいだ。
Mire

Mireの感想・評価

4.0
ここまで「金がない」をリアルに見せられたことあんまないかも。実家ってなんで水が漏れてんだろうね。
ポスターに映る女性の表情に一目惚れして鑑賞。期待しすぎちゃったかも…
オシャレ映画としては○。監督、脚本、主演に加えて衣装デザインもアマリア・ウルマン。主人公が作っていた衣装も本人が作ったのかと思うとわくわくする。アマデウス(チェンジョウ)の翌朝のスタイリングがラフだけど似合ってて好きだった。

一件の翌朝、海でびしょ濡れの主人公に母親がなにも突っ込まずにラジオに合わせて踊って見せたシーンがよかった。
その日暮らしでも理想を忘れず逞しく生きる
U

Uの感想・評価

4.1
ビジュアルに一目惚れして絶対観に行くと決めていた作品!

コメディで見せつつ、彼女の経済苦をスマートに表現していて引き込まれた。

お金がないのに着飾るのか。

お金がないから着飾るのか。

日常という小さな視点から、社会という大きな問題を映し出していた。

自分的には結構好きな作品でした!
arch

archの感想・評価

3.6
「虚飾の時代を見つめる女神の視座」

SNSで虚飾を行う人達が多くいて、それを避難する人も同時に存在する時代にこの映画が描いた虚飾が要請される根本的な原因(地域的なものではあるけれど)に視座を向けたのは面白いです。

https://www.arch-movie.com/entry/el_planeta
Unknown

Unknownの感想・評価

-
観終わった直後はなんか嗚呼洒落たアート作品だったなぁ期待しすぎたかなぁくらいにしか思ってなかったんだけど、ふと今振り返りながら思い出してるんだけどスルメみたいになんか味出てくるわ。モノクロってカラーよりも脳みそに深く刻まれる気がする。これ実はすごく泣いちゃうかもワシ。

字幕が黄色なのも可愛かった。
ポスターのカラーと合わせているのかな
ため息がすごいリアルだった。
あと鼻歌が可愛いかったし服も可愛くて実際はどんな色なんだろうって想像しながら見てた。

イケメン店員が想像以上にイケメンで個人的にぶっ飛んだ。
俳優さん、チェックしたいと思います。笑
がしかしまじでクソ男しかこの映画出てこんな。

このレビューはネタバレを含みます

ペンギンのタオルを見ながら涙が溢れるシーン
どんな風に生きて大人の顔して隠してたって、結局、みんな心の場所ってああいうところにあるよねって、泣けた
母娘の恋人のような距離の近さが印象的
虚構の部分は一切映さず、危機的な現実に対してわりと平然とした態度でいるのウケる。リアルママも演技が上手くてウケる。
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