素潜り旬

偶然と想像の素潜り旬のレビュー・感想・評価

偶然と想像(2021年製作の映画)
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濱口竜介『偶然と想像』を観た。偶然からホン・サンス的なズームが装置となって物語が想像から離れるように邁進する様は観ていて気持ちが良いし、エリック・ロメールへの目配せもかなりあって短篇な分、自由に映画史と向き合って作られていると思う。また朗読にまつわる話がありそれが渋川清彦で嬉しい。

日本映画専門チャンネルで濱口竜介作品を録画していたのがたくさんあるから、ゆっくり観ていく。こないだシネ・ヌーヴォで観た『親密さ』だけ録れていなかった。重要なのに…!!また放送してほしい。

追記。
『親密さ』以外でも録れていないのが(録ったけど見つからないのかわからない)いくつかあり、へこむ。『PASSION』『天国はまだ遠い』『ドライブ・マイ・カー』『ハッピーアワー』『寝ても覚めても』「濱口竜介ロングインタビュー前後編」は発見。ディスクの山を掘り起こす。
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