対峙のらいおつのレビュー・感想・評価

途中、中だるみで見かけては入り込めずがあったが、後半の決意、告白、抱擁に放心状態になるほど入り込んだ。

私のような陳腐な人生でも、「赦す」ことが人生の最大の課題と結論づけていた想いをこの映画によって確信した。

相手を赦さないことで自分自身の足枷になってしまうことに気づくまでは、生きづらくなる。

人生の後半になって理解出来る映画かもしれない。地味でワンシチュエーションであるが、しっかり咀嚼して見るべき映画だと思う。