ヤマト

秘密の森の、その向こうのヤマトのレビュー・感想・評価

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)
3.6
ちょっと不思議な世界観のお話。
主演は本物の双子ちゃんがやっております!
なので普通に区別つかんくて困りました。笑


舞台は森の奥にある祖母の家。
祖母が亡くなり、家のものを片付けるためにやってきた父と母とその娘。
しかし、片付けている途中、母は祖母への想いに感傷的になりすぎて(?)家を出ていってしまう。
その間、娘は祖母の家にあったもので遊んだり、森の中を探索したりする。
その時、森の中で1人の少女と出会う。


そういう話なんですけど、映画自体の時間は短く、コンパクトにまとめられた作品です。
観ていたら、何がどうなっているかはすぐにわかるような設定と内容になっています。

少女たちがどんどん絆を築いていき、ラストでは母と娘の絆を超えた感情の繋がりに胸がほっこりします。

良い映画だなと思う反面、特にこれといったすごい盛り上がりなどはないので、淡々とシーンが進んでいくものが苦手な方には退屈な映画になってしまうかもしれません。


とりあえず主人公の少女二人が可愛いし、感動系というほどすごい大袈裟なものでもない。
調度良い塩梅で泣かせようとするための演出などがなく、良いなと思っています。

世界観もどこかおとぎ話に近い雰囲気でとても好きです。


時間が短いので、気分が向いたら観てみても良い作品だと思います。
ヤマト

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