優しく涙が溢れ出す素晴らしい作品。
心身が不安的なママと、包容力があり落ち着いたパパに挟まれた 一人娘ネリー。
子供ながらに何か暗いものを背負ってる表情。
この家族には確かな愛があるのに、
お互いに深く踏み込めていないというか、崩れ落ちそうな距離がある。
そんな子供ネリーのマリオンと一緒にいる時だけに見せる無邪気さにホッとした。
今度が来るとは限らないことを8才にして分かっていたネリー。
母娘が再会するシーンのセリフに全て表現されていた。「私はママの色んな部分を知ったよ」。
シンプルな映像なのも好き。