レビュー書くために回想するだけで泣ける。
ー大好きなパパとの最後の思い出。
11歳の私には、あなたの心の闇を照らし切ることはできなかったんだね。
ー僕はこの人生に幕を閉じることを決めたんだ。君を心の底から愛してたってこと、君が僕の死に負い目を感じる必要がないってことを伝えるためにビデオで記録しておくね。
"また来年"がこないこと。
それを知ってるのはお父さんと観客だけ。
切り取る風景がさりげなく、カットの長さにもゆとりや余白があることで、父娘2人の空間に入り込む隙を与えてくれてる。
ねえお願いだからこの幸せ、終わらせないでよ…って緊張が張りつめていく。
予想外のところで終わり、若干の肩透かしを食いつつエンドロールに突入。
やっと猛烈な切なさが襲ってきました。
個人的にお父さんに感情移入できたのでエピソード載せます。
この旅行が終わったら彼に別れを告げると心に決めて、楽しみつつも一人切なさやエモさに浸り過ごした数年前のLA旅行を思い出しました。
(今思えば本当によくないというかサイコパス)