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さよなら、ベルリン またはファビアンの選択についてのmtmtのレビュー・感想・評価

3.8
舞台はナチス政権樹立前夜の1931年ベルリン。ファビアンという青年を主人公にヴェルサイユ条約で経済的に追い詰められる市民生活、ベルリンの退廃的文化、ドイツ映画界の一幕などが描かれる。歴史的な人物や事件の描写などは無い散文的な長編映画ながら全く退屈しなかった。自分のこの時代に対する興味とともに構成が優れているのが理由かと。
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